読んだ本について記録する 3
2013年2月8日 読書広い場所に恐怖を感じる
宇宙の画像が怖い。
いくらかの酸素を持ったまま、果ての無い宇宙空間をたったひとりで漂うはめになったらどうしよう。
地図帳の海洋のページも苦手。
海溝の映像もだめだ。
ほどよく囲われて、右も左も天も地もある狭い空間は、わたしに安心を与えてくれる。
あんまり狭すぎてきゅうきゅうなのも、圧迫感が苦手なのだが。
ヨシタケ シンスケ『せまいぞドキドキ』講談社 2013
車の荷台に、わざわざ荷物にまみれて乗り込んで、ちょっと工夫してそれなりの居心地を確保したり(「せまい車の中」について)、自動改札についての思惑をあれこれとめぐらしたり(「せまい改札」について)、せまいところにドキドキする著者のイラストエッセイ。
机は広いものが好きで、地面に穴を掘って座り込んで、「地球はオレの机」をやってみたい、と言いつつ、そんな机のうち手元しか使っていないとか。
大切なものでも何年も押入れにしまっておくと、自分のなかでの価値観が変わって捨てられるようになる、「押入れは捨てる勇気を育てる場所」とか。
ただ狭いところが好き、というだけではないエッセイ。
後半の「思い出し御膳」のページでは、口に入るものにまつわるいろいろな思い出が綴られている。
ちいさいこどもを描いたイラストが、こどもらしくて懐かしい。
この手の本はあっというまに読み終えてしまうけれど、そのあと、日常のそこここで思い出し笑いのネタになってくれる。たのしいな。
宇宙の画像が怖い。
いくらかの酸素を持ったまま、果ての無い宇宙空間をたったひとりで漂うはめになったらどうしよう。
地図帳の海洋のページも苦手。
海溝の映像もだめだ。
ほどよく囲われて、右も左も天も地もある狭い空間は、わたしに安心を与えてくれる。
あんまり狭すぎてきゅうきゅうなのも、圧迫感が苦手なのだが。
ヨシタケ シンスケ『せまいぞドキドキ』講談社 2013
車の荷台に、わざわざ荷物にまみれて乗り込んで、ちょっと工夫してそれなりの居心地を確保したり(「せまい車の中」について)、自動改札についての思惑をあれこれとめぐらしたり(「せまい改札」について)、せまいところにドキドキする著者のイラストエッセイ。
机は広いものが好きで、地面に穴を掘って座り込んで、「地球はオレの机」をやってみたい、と言いつつ、そんな机のうち手元しか使っていないとか。
大切なものでも何年も押入れにしまっておくと、自分のなかでの価値観が変わって捨てられるようになる、「押入れは捨てる勇気を育てる場所」とか。
ただ狭いところが好き、というだけではないエッセイ。
後半の「思い出し御膳」のページでは、口に入るものにまつわるいろいろな思い出が綴られている。
ちいさいこどもを描いたイラストが、こどもらしくて懐かしい。
この手の本はあっというまに読み終えてしまうけれど、そのあと、日常のそこここで思い出し笑いのネタになってくれる。たのしいな。
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