ちょっとあまロス。

NHKでなければ実現しなかったドラマ「あまちゃん」。

配役だけ見ると、テレビ朝日金曜23時台のドラマみたいだ。
民放9時台で、あんな配役はむしろ難しい。
エグザイルの誰かとかお笑い芸人の誰かとか、解りやすい人をつい混ぜてしまうだろう。
ややもすれば奇抜ととられそうな脚本にしても、スポンサーへの配慮がいらないNHKならばこそだと思う。

丁寧なロケーション撮影も、NHKの朝ドラという金看板が後押しした部分があったかもしれない。

15分という短いパッケージでCMが入らないから、視聴者にゆっくり考える間を与えず、会話の軽快さが活きる。
そのスピード感が、「あれはいったいなんだったんだ…」という余韻をもたらす。

リアスのシーン、シトコム感が楽しかった。

能年玲奈と橋本愛の演技が、なんだか「ガラスの仮面」の北島マヤと姫川愛弓のようだった。

能年玲奈がたまに同じ服を着ているのが、なんか良かった(絣の例のやつのことではない)。
オープニングのジャンプのシーンと最終回の最後に着ていた黄色いシャツとか、結んだボウタイがプリントされたシャツとか。

喜屋武ちゃんの今後に期待。

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