そしてわたしも眼鏡なのだ。

HMV GET BACK SESSION independent
GRANDFATHERS 『Western-Charnande』LIVE
(1月12日 下北沢シェルター)

小田急線が地下化されてから、下北沢に初めて行った。
こんなことでもなければ、下北沢へ行かない。
飲食店がいっぱいあって、生活用品店もちゃんとあって、若い人がたくさん訪れて、住んでいる人もちゃんといる、賑わいのある街。
羨ましい。

こんなことがなければ、シェルターへも行かない。狭いよ、シェルター。
あまり遅くまではいられないので、出入口付近に陣取る。
西村氏ポジション。嬉しい。
でもスピーカーに近くてちょっとたいへん。

定刻を少し過ぎて開演。
セッティングのとき、苦み走ったかっこいいローディーさん(なのかな?)が、ギターストラップにひっかけた青山氏の襟元を直してあげる、という萌えポイントが。

アルバム収録曲を収録順に演奏するという企画。いろんなバンドで催されているそうで、「2バンドで出演しているのは俺とあと一人」と大田氏が自慢。

いつになく言葉少ななMCは曲順が決まっているせいかと思いきや。
「ミンチとパンク」にて、企画が決まり久々に弾こうとしたら「コードわからなかった」「ベースラインわからなかった」など、緊張感優位だったせいだと判明。

いちばん印象的だったのは、「ないしょの茂みにて」。

アルバムラストの「Corn Freak~とうもろこし逃げた」をオリジナルヴァージョン「Cornflakes」で演奏して、いったん休憩。

休憩後は、主に最新作から。
それぞれのヴォーカル曲を交互に演奏。「ザ・バンド」方式らしい。
リヴォン・ヘルム待望論が出る。

最後の曲は「にんじん」。

リヴォンことドラマー夏秋さんの、最近の悲しげなツイートに心を痛めていたので、夏秋さんが見られてよかったなあ、と心から思った。

こういうライヴに来られるのは、これが最後かもしれない、といつも思う。
仕事や家庭の状況を勘案すると、そうそう気安く来られやしない。
今回は来られてよかった。
4人の眼鏡の皆さんには、いつまでもお元気で、と願ってやまない。

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