全世界的に取り違えたのだね

先日の夕刊に載った訃報がふたつ。
ひとりはガブリエル・ガルシア・マルケス。
そしてもうひとりが、「ホセ・フェリシアーノ」。

盲目のサルサ歌手、とある。
え、サルサ歌手だったのか。

ホセ・フェリシアーノの演奏曲で思い出だすのは、言わずと知れた「ライト・マイ・ファイア」であるが、わたしにとって思い出深いのは、ミニー・リパートンのヴァージョンである。
ミニー・リパートンのアルバム「ミニーと出会ったら」に入っている。
この曲のおしまいのほうにホセ・フェリシアーノの演奏とヴォーカルが入り、ふたりのスペイン語の会話(なのかな)が入っている。

youtubeでふたりがスタジオで演奏するヴィデオクリップを見たが、追悼コメントも上がっていない。

ホセ・フェリシアーノのツイッターを見てみたら、「チェオ・フェリシアーノ」への弔意が。

別人だったのかー
てっきりこちらのフェリシアーノかと思ったよ。

今日の夕刊に訂正が載っていた。

「ミニーと出会ったら」というタイトルは、後々の展開を思わせる素敵なタイトルだ。
ミニー・リパートン生前中に発表された最後のアルバムである。

亡くなった後に発表されたアルバム"Love lives forever"に収録の"You take my breath away"には、ウディ・ハーマン、エセル・マーマンとともにスティーヴィー・ワンダーの名前が挙げられている。
スティーヴィーに対する敬意や思慕が込められているのだろうが、彼女の無念さが感じられるような気がしてならない。

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