4月26日放映「王様のブランチ」(TBS系)にて

映画「アナと雪の女王」、劇中歌を観客が合唱できる上映がスタート、というトピックで、

「このような試みはいままでなかったのでは」と紹介。

「ロッキー・ホラー・ショー」("The Rocky Horror Picture Show")はいかがか?

映画の展開に合わせて、観客が歌ったり踊ったり、さらには演技したり、というではないか。
実際に見たことがないのが残念。
もっとも、「ロッキー・ホラー」は観客が自然発生的に、勝手にやったものであろうから、上映側が仕掛けた「アナ」とは違うのかもしれんな。

それはさておき、スーパー「ピアゴ」へ行ったところ、店内BGMでなんとなく聞き覚えのあるメロディが。

ニック・ロウ「恋するふたり」が流れたりする西友と異なり、エンスト演奏のポップスを流している。

うーん、これは、この曲は・・・
・・・え、何故。何故この曲が?

おかいものかごを持って売り場をぐるぐる歩き回る。

なぜかというと、タイトルを思い出せなかったからだ。

流れていたのは、スティーリー・ダン「グラマー・プロフェッション」。
この曲が入っているアルバム「ガウチョ」だと、シングルヒットは何と言っても「ヘイ・ナインティーン」だろう。
よく知られたシングル曲や、「バビロンシスターズ」なんかを差し置いての、「グラマー・プロフェッション」。
しかしながらいずれの曲も、おかいものBGMにするには落ち着かない曲ばかり。
そのなかでも選りすぐりの、「グラマー・プロフェッション」かあ。

などと海鞘を手にしつつ考え込む女が東アジアの片隅にいようとは、よもやドナルド・フェイゲンも思うまい。

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