大学受験まっただなかだった1985年初頭のトップ40ヒット、ジャック・ワグナー「オール・アイ・ニード」。
さすがのわたしも勉強していたので、「ジェネラル・ホスピタル」からのヒット、という以外、どんな顔の人が歌ったどんな曲なのか知らぬまま、チャート外へ去って行った。

北米のドラマ「ジェネラル・ホスピタル」。
わたしにとっては、リック・スプリングフィールドを人気者にした番組、という認識のみ。

一度も見たことがないので、どんなドラマなのか知らない。
ソープオペラとは聞いているので、「かっこいいドクターが颯爽と働き、かっこいいが故、スタッフや患者と、一口では語れないようないろいろがあるドラマ」なのだろう、と思っていた。
エンディングでそのかっこいいドクターが、ドラマ衣装のままギターを抱えて歌うんだ、きっと。

いったいどんな曲だったのか、youtubeで検索すると、比較的最近、ジャック・ワグナーが「ジェネラル・ホスピタル」で「オール・アイ・ニード」を熱唱する動画が見られた。

って、まだやっているのかこの番組。

なんと、1963年放映開始である。
アメリカ人、意外と気が長い。

youtubeで50周年の特番を見てみたが、わたしが思っているのとは、だいぶ趣の異なるドラマだった。
まず、特番を見る限り、病棟の場面ばかり、というわけではないようだ。
病院ものと聞くと、「ベン・ケーシー」を思い出す世代だ。

いちばん目立ったのが、なぜか結婚式シーン。
次にいちゃいちゃ・シーン。ま、ソープだからな。
そしてドンパチ・シーン。人が撃たれる撃たれる。ソープなのに。

ソープって、そういうものなのかしらん。
あ、撃たれてからの病院、って運びなのか。

結局特番だけでは、このドラマの全貌はつかめず。

アメリカの専業主婦がどういった割合で存在するのか知らないが、お昼にこれを見て気力を高めているのだね。

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