ケーシー・ケイスンが亡くなったそうである。

「ケイシー・ケイサム」が正しい(?)表記らしい。

ケイサムかあ。そうだったかなあ。

カウントダウン番組は、限られた時間に様々に毛色の違う曲を畳み掛けるようにかけるわけだから、やっぱりDJの腕の違いというのはあるのだ。
「ザ・ベストテン」なんかもそうでしょう。
あれは生放送だったから、大分慌ただしかったがな。

とはいえ、ケイシー・ケイサムのDJの特長はこれ、という記憶は特にない。
滑舌は抜群によかったが、悲しいかな聞き取れるだけの英語力がない。
覚えているのは、「あーめりかん とっぷふぉおおてぃー」というジングル(DJじゃあないぞ)と、番組最後の挨拶だ。
"Keep your feet on the ground and keep reaching for the stars."

挨拶の部分も、ラジオ関東(ラジオ日本)版の湯川れい子さんの、「地面にちゃんとあんよをつけて、星に手を差し伸べて、きっと元気で待っていてくださいね」のほうが印象が強い。

「きっと元気で待っていてくださいね」という部分が特に好きだ。

中学2年生から聞き始めた「全米トップ40」、高校生の頃には土曜日に早々学校から帰ると、まずFENの放送を聴いて、夜日本版を聴く、という週末を過ごしていた。
そんなにしても、英語のヒアリング能力が上がったということはなく、しかし、「全米」でかかったヒットの数々は、脳裏に深く刻まれている。

当然「キラークイーン」は「がんばーれ田淵」としか聴こえないわたしである。
「ブレックファストインアメリカ」はもちろん、「タケちゃんマン、遊ぼうぜ」だ。

車の運転をしていると、調子の良いDJがヒットナンバーをテンポよく紹介するラジオ番組を聴きたいと思う。
ミスタードーナツの店内放送みたいなやつだ。
思いがけない曲を流してくれればうれしい。
鳥さんが我が家のいずこかに巣を作った。
ことしに限ったことではない。
いずれこどもが巣立っていけば、とほったらかしにしておく。
バタンバタンしているのは、ちょっとの間だけだ。

と思いきや。

意外な長逗留、ということもなく、鳥さんたちは予定通り立ち退いて行ったが、
惨劇が待っていた。

まず、部屋が鳥小屋くさい。
そして、

極細の虫が這いまわる。あれ、畑から虫持ってきちゃったかな、と思いきや、
全身をくまなく、ものすごいかゆみが襲う。
虫に喰われまくっていた。

わたしはあんまり旨くないですから、ほかの獲物をあたってください、と虫に頼みたくなる。

自然と共存などと言うはたやすいが、人間は自然と共存できるほど頑強ではないと思い知る。
エンスト演奏。間違えちゃったよ。


それはともかく、うちの風呂はよくカビが生える。

壁と床がタイルで目地が多いうえ、換気扇が壊れている、当然浴室換気乾燥機もない。

しかたがないのでお風呂のカビ用洗剤を使おうとして、容器を手に取り、レバーをプッシュ。

と、容器を持った右手にだらだらと、流れかかるお風呂のカビ用洗剤液。
ありゃまあ。

よく見ると、容器の吹き出し口の部品がたよりなく浮いている。
なんでだ。

押し込んで、もう一度プッシュするも、さらに流れ寄るお風呂のカビ用洗剤液。

使い捨てビニール手袋をはめ、容器を再度修繕。
今度こそ、カチッとはまったぜ。

それはいいのだが、手を洗えど洗えど、いっかな取れないヌルヌルっぷり。
さすがは強力洗浄を謳うお風呂のカビ用洗剤だ。
しかしながら、そんな効力をわたくしの手で発揮してくれても困る。

じっと手を見る。

何度も何度も洗ってなんとかヌルヌルは除去、ハンドクリームを塗ったものの、今度はにおいがすさまじい。
すさまじいまでの漂白剤臭。
次亜塩素酸ナトリウム臭。
たぶん今、俺の手のひらは、俺史上最強にノロウイルスに抵抗しているな。

それはいいが、このにおいをなんとかしたい。

インターネットさんに聞いたところ、「酢で洗えばよい」。

我が家の台所には今、すし酢しかない。

結局、奇跡的にたまたま、二分の一だけ残っていた、なけなしのレモンを握りつぶして手に擦り込み、洗ってみると、

あれ、さっきよりヌルヌルしているなあ。
あ、ハンドクリーム塗ったんだった。

さらにレモンを揉み込んで洗ってみると、おう、効き目があった。ような気がする。
ありがとう、インターネット。

なんとなく手の皮膚がぴりぴりするので再度ハンドクリームを塗ると、あら不思議、若干においが復活したような・・・。

換気扇の早急な修繕が急がれる。

ピアゴと言えば

2014年4月26日 日常
ピアピアピアゴー

がBGMじゃなかったか?

昔むかし、アピタがユニーだったころは、「ユニーで買ったチョコレート/やさしい気持ちを知りました」という歌が流れていた。

だいぶ前にガス屋さんに電話したところ、「すこしお待ちください」と言われるや流れた保留音が、

「LPガスならレモンガス~」

という歌だった。ど胆を抜かれた。

そういえば、大昔、我が家にはテレフォンオルゴールがあった。
黒電話の受話器を置くと、オルゴールが作動するのだ。
ああなつかしい。

俺とハンバーグとスフレ
俺とハンバーグとスフレ
俺とハンバーグとスフレ
あたたかいランチがうれしいのだ


「俺のハンバーグ」でハンバーグをご馳走になりました。
他の席に運ばれたハンバーググラタンのにおいだけで、ご飯が食べられそうだ。
しばし待ち、俺にもハンバーグが。
お料理が違うと、付け合せも微妙に違うという細かさ。
あらびきハンバーグには細めのスパゲティがついていて、ソースにからめて食べると旨い。
相方さんオーダーのガーリックハンバーグは、たっぷりのにんにくソースにもやしが合う。
具沢山のぶた汁とごはんもついているのだ。
さらに野菜ジュースのサービス。
おいしかったねえ。

観劇の後、近くにあった星乃珈琲店へ。
スフレ館というだけあって、食べ物メニューはみなスフレ的なもの。
ドリアまでスフレだ。
スフレというものを初めていただきました。
家の近くにあればなあ。
おいしかったねえ。

ごちそうさまでした。
全世界的に取り違えたのだね

先日の夕刊に載った訃報がふたつ。
ひとりはガブリエル・ガルシア・マルケス。
そしてもうひとりが、「ホセ・フェリシアーノ」。

盲目のサルサ歌手、とある。
え、サルサ歌手だったのか。

ホセ・フェリシアーノの演奏曲で思い出だすのは、言わずと知れた「ライト・マイ・ファイア」であるが、わたしにとって思い出深いのは、ミニー・リパートンのヴァージョンである。
ミニー・リパートンのアルバム「ミニーと出会ったら」に入っている。
この曲のおしまいのほうにホセ・フェリシアーノの演奏とヴォーカルが入り、ふたりのスペイン語の会話(なのかな)が入っている。

youtubeでふたりがスタジオで演奏するヴィデオクリップを見たが、追悼コメントも上がっていない。

ホセ・フェリシアーノのツイッターを見てみたら、「チェオ・フェリシアーノ」への弔意が。

別人だったのかー
てっきりこちらのフェリシアーノかと思ったよ。

今日の夕刊に訂正が載っていた。

「ミニーと出会ったら」というタイトルは、後々の展開を思わせる素敵なタイトルだ。
ミニー・リパートン生前中に発表された最後のアルバムである。

亡くなった後に発表されたアルバム"Love lives forever"に収録の"You take my breath away"には、ウディ・ハーマン、エセル・マーマンとともにスティーヴィー・ワンダーの名前が挙げられている。
スティーヴィーに対する敬意や思慕が込められているのだろうが、彼女の無念さが感じられるような気がしてならない。
エラスムス著 沓掛良彦訳 『痴愚神礼讃 ラテン語原典訳』
を購入。

「痴愚信頼さん」と変換されちゃったよ。

最近あまりにも本を読まないので、およそ読み切れそうもない本を買って、読んだ気になろう、と不純な動機で購入した。

このところ身の回りに起きる納得しかねる事象を、
「いつの時代も変わらないのね…」
と遠い目で眺めたかったのかも知れない。

そういう話ではないのかも知れないが。
というか、書籍の内容は殆ど知らないまま購入。

強要されることも強要することも、本意ではないのだ。
たとえ挨拶ひとつでも。

まあ、それはさておき、読めるかしらん。

しかし、訳者による「まえがき」を読んで、俄然興味がわく。

『痴愚神礼讃』の日本語訳はその多くが、原典ではなくフランス語訳を日本語に訳したもので、名文というべき翻訳もあるが、いずれも原典からの乖離が見られる。
が、2005年に出版された翻訳は、当時本邦唯一の原典からの翻訳版でありながら、乖離どころか見過ごすことなど到底できないほどの誤りがあんまりにも多くありすぎて、「大問題」である。
それについては、「訳者あとがき」に詳しい。

とのこと。

本文より先に、「訳者あとがき」を読みたくなるじゃないですか。

『痴愚神礼讃』愛、エラスムス愛にあふれる沓掛氏、一日も早い正確な原典訳出を願っていたものの、待つばかりでは誤った訳が定着してしまうという危惧から、専門家というわけでは決してないそうだが、原典を翻訳しようという気持ちを押しとどめることができなかった、という。

うつくしい。

訳者、1941年のお生まれだそうだ。

わたしも沓掛氏にとってのエラスムス、というようなものに、出会いたいものである。


アンビバレンス

同僚にお礼やらお土産やらで差し上げるときは、なるべくなら、近場では手に入らないものを用意したい。

「このお店、聞いたことある!」とか言われて、得意になったりして。

逆に、遠来のお客さんなら、わざわざ地元のものを用意する。

当たり前と言えば当たり前だが、若干浅はかと言えば浅はかなわたしだ。

お茶菓子を買う行き帰り、ずっと、ニック・ロウの"Cruel to be kind"を聴いていた。

"Cruel to be kind"1曲のみ。

エンドレス。

近所の西友へ行くと、いっとき、行くたび"Cruel to be kind"が店内放送で流れていたことがあった。
ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ(長いな)の"The drifter"も、ひんぱんに流れていた。
よく流れる曲の2大巨頭であった。

なんでだろう。
そもそも、あの店内放送は、誰かが選曲していたのか?
有線か?

さんざん考えて、"Cruel to be kind"は、演奏開始から20秒あたりの、

"You say you’re my friend"



「西友マイフレンド」

に聴こえるからではないかと結論。

"The drifter"については、検討中である。
バナナケーキおいしいな
手作りケーキをいただきました。


パウンドケーキの端っこは、旨い。
一本まるごとでないと味わえない、端っこ。
かりっとした歯ごたえ、凝縮された甘味。
端っこの旨さを堪能。
端っこ以外ももちろん美味しいのだ。
ああ、おいしい。

ほかにもいただきました。
お菓子をたくさん。ケーニヒス・クローネ。
どうしても名前が正確に覚えられない。

そして、
Rockpile "Live at Rockpalast"
ロックパラストは、ドイツの音楽番組。
なのでライヴのそこここで、「ダンケシェーン」が聴かれる。

ロックパイル、1980年のライヴ、DVD+CDという豪華版。
アルバム『セカンズオブプレジャー』が世に出るちょっと前のステージらしい。

『セカンズオブプレジャー』の「ナウアンドオールウェイズ」が当時、よくラジオでかかっていたのだ。
松本伊代の「センチメンタルジャーニー」が、同アルバム収録の「ハート」に似ているというのも話題になった。

デイヴ・エドモンズのディスコグラフィに「剣の舞」があって、「剣の舞」って言えば尾藤イサオだよな、と思ったり。
はたまた、音楽の宿題でクラシックのレコードを聴いて感想を書かなければならなくて、母が買ってきてくれたレコードに、「剣の舞」が入っていたり。

と、思い出深い。
途中から話の趣が、変わっているのだがな。

なお、今回のCDとDVDには、上記の曲は収録されていない。

まずCDを聴いているが、かっこいいぞう。
中学2年生だったわたしに聴かせたいライヴだ。
ありがとうございました。

孤立している地域が、各所に出ているらしい。
最近の商店は、あまり在庫を持たないから、物流が分断されると深刻なのだ。
心配だ。
金、土、日を振り返る
金、土、日を振り返る
2月14日(金)
 寒いので温かいものを食べた。
 きのこのサラダ、スープ、牡蠣のグラタン、オムライス、デザート。
 おいしかったねえ。

2月15日(土)
 朝刊が来ない。

 夕刊も、来ない。

 新聞屋さんもたいへんだなあ。

 新聞のテレビ欄が見られないので、なんとなくオリンピックを見て過ごす。

2月16日(日)
 新聞が来た。
 ごはんの時に膝の上に新聞がないのは、やっぱり落ち着かない。

 あちゃ、昨日は「星新一ミステリースペシャル」なんてやってましたか。
 出演者欄に壇蜜の名が。
 「殺し屋ですのよ」かな?(違いました)

 
 お天気がいいので洗濯。

 スーパーへ買い物へ。
 見事なまでの、品薄っぷり。
 野菜、卵、精肉、パン、棚がさびしい。
 そんななか、お刺身コーナーが驚異の充実ぶり。なんでだろう。
 ベーカリーもにぎわっていた。ここしかパンがないからなあ。

 さて、晩御飯はなんにしますかね。
ひこにゃんには遠く及ばないが
チョコレートいただきました
ごちそうさまでした

企画展 佐野美術館リニューアルオープン第6弾
「兜 KABUTO 戦国アバンギャルドとその昇華」

素晴らしいタイトルだ。アバンギャルド。

兜というのは、戦場で武将のみなさんが被るもの。
頭部の保護とともに、自らがどこのどういう者であるというデモンストレーションにも用いるとか。

にしてもね、熊はないでしょう、熊は。
あなたの兜、熊の被り物じゃないの。

他にも二枚貝とか。

君の頭は貝柱かね。

サザエとか。ウサギとか。

笑わせる戦法か?

武具について全く予備知識のないのだが、知識がないなりに、とっても面白い展示だった。

「あ、藤堂高虎だって!」と小さく喜びの声を上げていたマダムに、思わず握手を求めそうになりました。
気温40度もつらかったが、寒いのもつらい


寒いので早く寝ようと思ったが、放送していたので見てしまった。

鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」(1980)

テレビの表示だと、12時前に見始めて、終了時間が2時過ぎ。
こりゃあ途中で寝ちゃうかなと思ったが、意外や最後まで視聴。

時はたぶん昭和よりちょっと前、主要な登場人物は、大学教授の青地(藤田敏八)、友人でどういう生計状況なのか放浪者の中砂(原田芳雄)、大正浪漫な青地の妻(大楠道代)、中砂の妻(大谷直子)と後妻(やっぱり大谷直子)。

もっと官能的な映画化と思っていたが、それは直接には強調されてはいない。

門付けをする萬才師のシーンを見て、おもむろに寺山修司の映画を見ているような気になったのは、わたしの映画経験が貧困なせいだ。

藤田敏八に俳優としての印象があまりなかったが、すごくチャーミングな人だった。
節分のシーンで、「鬼はそとっ、福はうちっ」と一生懸命豆を投げる演技がなぜか印象的。

中砂の自宅へ赴くため、青地が何度となく行き来する切通しがそれは見事だ。

最後、中砂の娘にひかれて青池が連れて行かれるのは、骨についての中砂との約束を果たすためなのだろうか。

これが原作、ということだけ聞いて、内田百閒の「サラサーテの盤」はかなり前に読んだ。
妙な読後感の短編ではあるが、これがそんなに長編の映画になるのかなあ、と思った。

もっと前衛的で映像美的な、端的に言えば、わたしにはきっとわけのわからない映画なのだろうと思っていた。
インターネットで検索すると、あれやこれや、様々な解釈がされている。素晴らしい。

わたしにとって印象的だったのは、中砂に翻弄され、そのほかの人にも翻弄される、青池の終始困ったような表情だった。

それは、些細だがめまぐるしくやってくる出来事の数々や周囲のそれぞれの言動にからめとられて、わけのわからないうちに疲弊して、なにが本質なのか判らなくなって、日々わたしが困惑しているせいなのかもしれない。

何故風邪をひいたかについて考える
何故風邪をひいたかについて考える
丸二日声が出ず

原因候補その1 旨いものを食べすぎた
年末年始にかけて飽食の限りを尽くしてきたあげくの、中華街ディナーがとどめだったか。
昔から持論として、「肉を食べると体力を消耗する」というのがある。
食べつけないお肉を食べると、胃にかかる負担が大きく、食べた後にぐったりするのだ。

原因候補その2 慣れない飲酒
飲みつけないアルコールに対処するため、内臓が働きすぎたところに、風邪の原因物質がつけこんだのではないか。

原因候補その3 単なる寝不足
ちゃんと寝ればよいのだ。

原因候補その4 寒さ対策のしすぎ
寒がりなのでそれはそれは重ね着のし邦題なわけだが、肝心な時に「何を着ても寒い」という局面を自ら招く結果となってしまった。
無念である。

早く治さないとなあ
お抹茶おいしいな
クリスマスプレゼントに、茶筅をいただいた。
茶の湯の心得がゼロのため、経験者の母に点ててもらったよ。
おいしかったよ。
癖ではないのかも知れないし、癖なのかもしれないし


テレビのニュースで、冒頭、アナウンサーが頭を下げると、

テレビに向かった、わたしも頭を下げている。


ことしは午年
ことしは午年
ことしは午年
うまジャケコレクション

XTC"English settlement"といえば、4曲目に入っている"Jason & the argonauts"である。

ク・ナウカの舞台「王女メデイア」をテレビで見て、主演女優美加里のあまりの美しさに胸を打たれた。
一度は生で見てみたいものである。

それはさておき、またまたテレビで、レイ・ハリーハウゼンの特撮映画『アルゴ探検隊の冒険』を見た。
メデイアの夫イアソンの冒険劇だ。
「王女メデイア」とはだいぶ趣は異なるが。それはいい。
原題を見てはっと思った。
"Jason & the argonauts"、おお、そうだったのか。

で、XTCのアルバムについていた歌詞の対訳を読んでみた。
「ジェイソンとアルゴノーツ」、とそのまんまだった。

まあいいんですが。

しかもうまジャケとあまり関係ない。


瞬間最高視聴率

「二番は大好きなオラのママが歌います」。



あしたになればお正月
お正月といえば


と歌いだすロックがある。
はっぴいえんど「春よ来い」


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