読んだ本について記録する 12
待望の第2巻

そにしけんじ作 『猫ピッチャー 2』 中央公論新社 2014

プロ野球界に颯爽と登場し、話題騒然のミー太郎投手、右の本格派だ。

出塁機会以外は、直立二足歩行である。
走塁、めっちゃ早い。

そんなミーちゃんことミー太郎の活躍を描く第二弾コミック。

風に弱い、雨にも弱い、爪とぎたい、身体になにかつけられるのが嫌、と存分にねこっぷりを発揮するミーちゃん。
だが意外や、ねこ扱いされるのが大嫌いであることが、第2巻からよく解る。

「視野が広いから牽制が上手い」とか「肉球にだけ汗をかくからロージンバッグ便利」とか、ねこ豆知識&プロ野球豆知識がダブルで楽しめるぞよ。

現実のプロ野球界、もはや子供世代が活躍中だ。
いとうあさこのネタに、「選手はもちろん監督も年下」というようなものがあった気がするが、12球団の現役選手でかろうじてわたしより年上なのは、山本昌ひとりだ。
山本昌すごいなあ。

ミーちゃんは交流戦に入り、連投が続いている。
肩はだいじょうぶだろうか。
そしてミーちゃん所属のニャイアンツ、はたして日本シリーズへ進出するのか!?

いいなあ、ねこピッチャー。