一曲目はベイビーフィールド
2013年2月6日 音楽そしてラストはラフミックスのテーマ
『GRANDFATHERS出戻りツアー2013』@渋谷O-nest 2013年2月2日
日付が近づくにつれ面倒くさくなるのは、年齢のせいか。若干重い足取りで、若者がひしめく渋谷へ。
案の定椅子席は獲得できず、気の重いまま入場。
しかし、整理番号が早かったため、一段高い&手すりありの好位置をキープ。でかした自分。
開演時間が近づくにつれ、どこから集まるか、課長級or部長級のおっさんたち。
バンドの稼働時代を知らないため、リアルタイムのファンはこのくらいの年齢なんだと実感する。
そしてそれは、自分とさほど変わらない。
6年くらい前に、グランドファーザーズの再結成ライヴを見た。
(『One Night Grandfathers 』渋谷ラ・ママ 1996年5月3日)
なんと持ち味の異なる人々がバンドを組んだものよ、と思った。
おんなじ人間はいないのだけど、ここまで志向の異なる(と思われる)人たちが、一緒に演奏するのはおもしろい。
志向が違うからこそ、生まれるものがあるのだな。
伊達に長いこと、やっていないですな。
このままずっと、ファンとともに老いていくのだね。
ファンは、バンドとともに老いたいのであろう。
「次は還暦だ」(大田氏発言)とのことだが。
爆笑MCを繰り出す大田氏。
キュートなひとことが可愛い西村氏。
存外人の悪い青山氏。
印象に残った言葉 1
アンコールで販促Tシャツに着替えた出演者、カーキ色のTシャツだけ着ている人がいない、の声に、
(おびえた声で)「聞いてません」(ゲストの棚谷祐一氏発言)
印象に残った言葉 2
自分が出演するライヴ告知で、
「川口(義之)さんも出るんすね。ソロなんすかね。なにするんでしょう。」(青山氏発言)
本当に人が悪い。
『GRANDFATHERS出戻りツアー2013』@渋谷O-nest 2013年2月2日
日付が近づくにつれ面倒くさくなるのは、年齢のせいか。若干重い足取りで、若者がひしめく渋谷へ。
案の定椅子席は獲得できず、気の重いまま入場。
しかし、整理番号が早かったため、一段高い&手すりありの好位置をキープ。でかした自分。
開演時間が近づくにつれ、どこから集まるか、課長級or部長級のおっさんたち。
バンドの稼働時代を知らないため、リアルタイムのファンはこのくらいの年齢なんだと実感する。
そしてそれは、自分とさほど変わらない。
6年くらい前に、グランドファーザーズの再結成ライヴを見た。
(『One Night Grandfathers 』渋谷ラ・ママ 1996年5月3日)
なんと持ち味の異なる人々がバンドを組んだものよ、と思った。
おんなじ人間はいないのだけど、ここまで志向の異なる(と思われる)人たちが、一緒に演奏するのはおもしろい。
志向が違うからこそ、生まれるものがあるのだな。
伊達に長いこと、やっていないですな。
このままずっと、ファンとともに老いていくのだね。
ファンは、バンドとともに老いたいのであろう。
「次は還暦だ」(大田氏発言)とのことだが。
爆笑MCを繰り出す大田氏。
キュートなひとことが可愛い西村氏。
存外人の悪い青山氏。
印象に残った言葉 1
アンコールで販促Tシャツに着替えた出演者、カーキ色のTシャツだけ着ている人がいない、の声に、
(おびえた声で)「聞いてません」(ゲストの棚谷祐一氏発言)
印象に残った言葉 2
自分が出演するライヴ告知で、
「川口(義之)さんも出るんすね。ソロなんすかね。なにするんでしょう。」(青山氏発言)
本当に人が悪い。
読んだ本について記録する 3
2013年2月8日 読書広い場所に恐怖を感じる
宇宙の画像が怖い。
いくらかの酸素を持ったまま、果ての無い宇宙空間をたったひとりで漂うはめになったらどうしよう。
地図帳の海洋のページも苦手。
海溝の映像もだめだ。
ほどよく囲われて、右も左も天も地もある狭い空間は、わたしに安心を与えてくれる。
あんまり狭すぎてきゅうきゅうなのも、圧迫感が苦手なのだが。
ヨシタケ シンスケ『せまいぞドキドキ』講談社 2013
車の荷台に、わざわざ荷物にまみれて乗り込んで、ちょっと工夫してそれなりの居心地を確保したり(「せまい車の中」について)、自動改札についての思惑をあれこれとめぐらしたり(「せまい改札」について)、せまいところにドキドキする著者のイラストエッセイ。
机は広いものが好きで、地面に穴を掘って座り込んで、「地球はオレの机」をやってみたい、と言いつつ、そんな机のうち手元しか使っていないとか。
大切なものでも何年も押入れにしまっておくと、自分のなかでの価値観が変わって捨てられるようになる、「押入れは捨てる勇気を育てる場所」とか。
ただ狭いところが好き、というだけではないエッセイ。
後半の「思い出し御膳」のページでは、口に入るものにまつわるいろいろな思い出が綴られている。
ちいさいこどもを描いたイラストが、こどもらしくて懐かしい。
この手の本はあっというまに読み終えてしまうけれど、そのあと、日常のそこここで思い出し笑いのネタになってくれる。たのしいな。
宇宙の画像が怖い。
いくらかの酸素を持ったまま、果ての無い宇宙空間をたったひとりで漂うはめになったらどうしよう。
地図帳の海洋のページも苦手。
海溝の映像もだめだ。
ほどよく囲われて、右も左も天も地もある狭い空間は、わたしに安心を与えてくれる。
あんまり狭すぎてきゅうきゅうなのも、圧迫感が苦手なのだが。
ヨシタケ シンスケ『せまいぞドキドキ』講談社 2013
車の荷台に、わざわざ荷物にまみれて乗り込んで、ちょっと工夫してそれなりの居心地を確保したり(「せまい車の中」について)、自動改札についての思惑をあれこれとめぐらしたり(「せまい改札」について)、せまいところにドキドキする著者のイラストエッセイ。
机は広いものが好きで、地面に穴を掘って座り込んで、「地球はオレの机」をやってみたい、と言いつつ、そんな机のうち手元しか使っていないとか。
大切なものでも何年も押入れにしまっておくと、自分のなかでの価値観が変わって捨てられるようになる、「押入れは捨てる勇気を育てる場所」とか。
ただ狭いところが好き、というだけではないエッセイ。
後半の「思い出し御膳」のページでは、口に入るものにまつわるいろいろな思い出が綴られている。
ちいさいこどもを描いたイラストが、こどもらしくて懐かしい。
この手の本はあっというまに読み終えてしまうけれど、そのあと、日常のそこここで思い出し笑いのネタになってくれる。たのしいな。
仕事道具について考える
2013年2月10日 お仕事パソコンを見ながら手元を見るのが、とっても辛いお年頃
左手で電卓をうちながら、右手で筆記をする同僚がいる。
大変効率がよいが、一朝一夕にできる技ではない。
聞けば学生時代に練習したのだという。
わたしも学生時代、英文タイプライターにたいへん苦労した。
大学の講座で、正課とは別に単位にならないタイプ講座があって、同級生の殆どがタイプを打てることを知ったわたしは、若干青ざめて受講したのだ。
タイプに触るのも初めてだったわたしは、「F、G、F、G」「J、H、J、H」と、人差し指の運指からのスタート。なかなかテキスト通りに打てず、講座の先生にあきれられた。
泣きながらタイプに向かう日々。
冬の寒い日に、暖房のないタイプ室に篭って自習し、なんとかタイピングを習得した。
つらかったよ。
という話をかの同僚にしたところ、返ってきたのがこのひとこと。
「タイプライターって、なんですか?」
え。今なんて言った。
「タイプライターって、なんですか?」
そうか。知らないか十代。
エルヴィス・コステロ "Everyday I write the book" 1983
おしまいのほうの歌詞に"with my pen and my electric typewriter"とあるが、最近の若者は、ここで辞書をひくのだね。
コステロといえば、トッド・ラングレンもカヴァーしたこの曲にも、
"she’s my soft touch typewriter. and I’m the great dictator."
という歌詞がある。
エルヴィス・コステロ "Two little hitlers" 1979
この頃のコステロは、タイプライターが似合うな。なんとなく。
思えばわたしも、計算尺を見たことはあるが、使い方は知らない。
先輩の話によく出てくる「タイガー計算機」に至っては、実物を見たことがない。
高野文子 『るきさん』 筑摩書房 1993
るきさんがレセプトを書くために使っている電卓は、プラグにコードを差して電源をとる機種だ。そんな電卓、最近めっきり見ないけれど、確かに昔はあったなあ。
電池式のものも今では稀で、ほとんどソーラーだなあ。
就職したばかりの頃は、帳簿を書くのにまだ、少しだけ算盤を使っていた。
使わないと、使い方を忘れてしまうなあ。
左手で電卓をうちながら、右手で筆記をする同僚がいる。
大変効率がよいが、一朝一夕にできる技ではない。
聞けば学生時代に練習したのだという。
わたしも学生時代、英文タイプライターにたいへん苦労した。
大学の講座で、正課とは別に単位にならないタイプ講座があって、同級生の殆どがタイプを打てることを知ったわたしは、若干青ざめて受講したのだ。
タイプに触るのも初めてだったわたしは、「F、G、F、G」「J、H、J、H」と、人差し指の運指からのスタート。なかなかテキスト通りに打てず、講座の先生にあきれられた。
泣きながらタイプに向かう日々。
冬の寒い日に、暖房のないタイプ室に篭って自習し、なんとかタイピングを習得した。
つらかったよ。
という話をかの同僚にしたところ、返ってきたのがこのひとこと。
「タイプライターって、なんですか?」
え。今なんて言った。
「タイプライターって、なんですか?」
そうか。知らないか十代。
エルヴィス・コステロ "Everyday I write the book" 1983
おしまいのほうの歌詞に"with my pen and my electric typewriter"とあるが、最近の若者は、ここで辞書をひくのだね。
コステロといえば、トッド・ラングレンもカヴァーしたこの曲にも、
"she’s my soft touch typewriter. and I’m the great dictator."
という歌詞がある。
エルヴィス・コステロ "Two little hitlers" 1979
この頃のコステロは、タイプライターが似合うな。なんとなく。
思えばわたしも、計算尺を見たことはあるが、使い方は知らない。
先輩の話によく出てくる「タイガー計算機」に至っては、実物を見たことがない。
高野文子 『るきさん』 筑摩書房 1993
るきさんがレセプトを書くために使っている電卓は、プラグにコードを差して電源をとる機種だ。そんな電卓、最近めっきり見ないけれど、確かに昔はあったなあ。
電池式のものも今では稀で、ほとんどソーラーだなあ。
就職したばかりの頃は、帳簿を書くのにまだ、少しだけ算盤を使っていた。
使わないと、使い方を忘れてしまうなあ。
音楽を聴いてなごみたい
2013年2月16日 日常仕事が忙しい
例年、年度末から数か月が若干忙しい。
今忙しいのは前々から解っているのだが、身体がおいそれとは慣れてくれぬ。
頭もついてこない。
あ、身体も頭もじゃ、なにもついてきていないではないか。
周回遅れか。
何者にかは解らねど確実に何者かに追われながら、ひたすら電卓をたたく毎日。
「なんか、ヘビメタとか聴きたくないすか。」
と、仕事中、隣の席のひとに言ってみるが、ノーリプライ。
「ヘビメタとか、流してくれるといいのになあ。」
虚空を漂う、わたしの声。
昨年も言ったが、聞き流された。
おととしも言ってみた気がする。
ちなみに、以前いた部署でもたぶん言っている。
正確に言えば「アイアンメイデン聴きたいなあ。」なのであるが、なるべく共感を得やすいように、一般名詞で言ってみた。
なのに、同情皆無。
アイアンメイデンのレコードを一枚も持っていないのに、コンサートへ行ったことがある。
アルバム「パワースレイヴ」がヒットした頃で、わたしが大学一年生の年に来日公演を行ったのだ。会場は、日本武道館。
知っているのは2曲くらい。
"Aces high" 邦題「撃墜王の孤独」
"2 minutes to midnight" 邦題「悪夢の最終兵器(絶滅2分前)」
居並ぶ黒Tシャツのメタル野郎に紛れる、普段着(ヘビメタ要素ゼロ)の女子大生。
ソバージュが流行っていた頃なので、髪型だけはスティーヴ・ハリスと一緒。
アイアンメイデンのコンサートへ行きたいなあ。
ふだんヘヴィメタルを聴かないのは昔からなのだが、アイアンメイデンにはなんとなく愛着がある。
「プリズナー№6」をモチーフにした曲もあるしな。
仕事に煮詰まったときに聴きたい曲は、有無を言わさない曲だ。
爆音で目を覚ましたいわけではないのである。
わたしにノリノリで仕事をさせておくれ。
アイアンメイデン以外だと、ジェフ・ベックだな。
「スキャッターブレイン」とか「蒼き風」とか。最高だあ。
アンサンブルモデルンが演奏した、フランク・ザッパの楽曲もいいぞ。
"Thank you, thank you, thank you, thank you, thank you and thank you."
と、ザッパによるアンサンブルと指揮者の紹介から始まるんだ。
"Dog breath variations/Uncle meat"
こういうの選んで、流しちゃだめかなあ。もちろん残業中だけでいいから。
だめだよなあ。
例年、年度末から数か月が若干忙しい。
今忙しいのは前々から解っているのだが、身体がおいそれとは慣れてくれぬ。
頭もついてこない。
あ、身体も頭もじゃ、なにもついてきていないではないか。
周回遅れか。
何者にかは解らねど確実に何者かに追われながら、ひたすら電卓をたたく毎日。
「なんか、ヘビメタとか聴きたくないすか。」
と、仕事中、隣の席のひとに言ってみるが、ノーリプライ。
「ヘビメタとか、流してくれるといいのになあ。」
虚空を漂う、わたしの声。
昨年も言ったが、聞き流された。
おととしも言ってみた気がする。
ちなみに、以前いた部署でもたぶん言っている。
正確に言えば「アイアンメイデン聴きたいなあ。」なのであるが、なるべく共感を得やすいように、一般名詞で言ってみた。
なのに、同情皆無。
アイアンメイデンのレコードを一枚も持っていないのに、コンサートへ行ったことがある。
アルバム「パワースレイヴ」がヒットした頃で、わたしが大学一年生の年に来日公演を行ったのだ。会場は、日本武道館。
知っているのは2曲くらい。
"Aces high" 邦題「撃墜王の孤独」
"2 minutes to midnight" 邦題「悪夢の最終兵器(絶滅2分前)」
居並ぶ黒Tシャツのメタル野郎に紛れる、普段着(ヘビメタ要素ゼロ)の女子大生。
ソバージュが流行っていた頃なので、髪型だけはスティーヴ・ハリスと一緒。
アイアンメイデンのコンサートへ行きたいなあ。
ふだんヘヴィメタルを聴かないのは昔からなのだが、アイアンメイデンにはなんとなく愛着がある。
「プリズナー№6」をモチーフにした曲もあるしな。
仕事に煮詰まったときに聴きたい曲は、有無を言わさない曲だ。
爆音で目を覚ましたいわけではないのである。
わたしにノリノリで仕事をさせておくれ。
アイアンメイデン以外だと、ジェフ・ベックだな。
「スキャッターブレイン」とか「蒼き風」とか。最高だあ。
アンサンブルモデルンが演奏した、フランク・ザッパの楽曲もいいぞ。
"Thank you, thank you, thank you, thank you, thank you and thank you."
と、ザッパによるアンサンブルと指揮者の紹介から始まるんだ。
"Dog breath variations/Uncle meat"
こういうの選んで、流しちゃだめかなあ。もちろん残業中だけでいいから。
だめだよなあ。
「ゲームセンターCX」、今日は放送時間が違うんだな。
ある日残業を終えて帰宅すると、CS放送で何故かドラマ「孤独のグルメ」を放映していた。
いい年をしてあんなにおなかをすかせて、大丈夫なのか井之頭。
旨そうにがつがつ食って、うらやましいなあ、井之頭。
「孤独のグルメ」、面白かった。一日に二話ずつの放映で、あっという間に放送を終了。全編を見ることができず、残念。
多チャンネル時代を迎え、我が家でもシーズン中はひっきりなしにナイターが見られたり、だいぶ若い緒方拳やら、かなり若い松平アナやらが見られたりする。
少し前には「オックスフォードミステリー ルイス警部」を見ていたのだが、現在の放送時間がとんでもなく深夜なので、見られなくなってしまった。
「バナチェック登場」を見てみたいのだが、放映してくれないかな。
と、ここに書いても仕方ないのだが。
明日から来月半ばまで、仕事で週3日くらいずつ外出するのだ。
いつもはお弁当を作っているのだが、外出のときは外食をするのだ。
お昼ご飯、何を食べようかな。
ある日残業を終えて帰宅すると、CS放送で何故かドラマ「孤独のグルメ」を放映していた。
いい年をしてあんなにおなかをすかせて、大丈夫なのか井之頭。
旨そうにがつがつ食って、うらやましいなあ、井之頭。
「孤独のグルメ」、面白かった。一日に二話ずつの放映で、あっという間に放送を終了。全編を見ることができず、残念。
多チャンネル時代を迎え、我が家でもシーズン中はひっきりなしにナイターが見られたり、だいぶ若い緒方拳やら、かなり若い松平アナやらが見られたりする。
少し前には「オックスフォードミステリー ルイス警部」を見ていたのだが、現在の放送時間がとんでもなく深夜なので、見られなくなってしまった。
「バナチェック登場」を見てみたいのだが、放映してくれないかな。
と、ここに書いても仕方ないのだが。
明日から来月半ばまで、仕事で週3日くらいずつ外出するのだ。
いつもはお弁当を作っているのだが、外出のときは外食をするのだ。
お昼ご飯、何を食べようかな。
老体に鞭打って外出仕事。
本当に鞭打ったら、骨折するなたぶん。
へとへとのお昼休み。
お目当てのラーメン屋さんが臨時休業。
金曜日なのに?なぜ!
まあよい。ぼくにはカレー屋さんがあるのさ。
しかし、同行の同僚に「カレーという気分ではない」と言われる。
ふーん。
代わりに入ったお蕎麦屋で、あてつけがましくカレー南蛮を注文する大人げないわたし。
しかししかし、人生悪いことばかり(カレー南蛮美味しかったが)ではない。
食後立ち寄った図書館で、読みたかった本を借りられた。
伊藤計劃×円城塔 『屍者の帝国』 河出書房新社
2012年話題の小説である。
まだ読んでいなかったのだ。
うれしいな。
そして、本日は残業なし。
そしてそして、うんまい手作りどら焼きのプレゼントが!
五臓六腑に染み渡る旨さ。
ごちそうさまでした。
本当に鞭打ったら、骨折するなたぶん。
へとへとのお昼休み。
お目当てのラーメン屋さんが臨時休業。
金曜日なのに?なぜ!
まあよい。ぼくにはカレー屋さんがあるのさ。
しかし、同行の同僚に「カレーという気分ではない」と言われる。
ふーん。
代わりに入ったお蕎麦屋で、あてつけがましくカレー南蛮を注文する大人げないわたし。
しかししかし、人生悪いことばかり(カレー南蛮美味しかったが)ではない。
食後立ち寄った図書館で、読みたかった本を借りられた。
伊藤計劃×円城塔 『屍者の帝国』 河出書房新社
2012年話題の小説である。
まだ読んでいなかったのだ。
うれしいな。
そして、本日は残業なし。
そしてそして、うんまい手作りどら焼きのプレゼントが!
五臓六腑に染み渡る旨さ。
ごちそうさまでした。
読んだ本について記録する 4
2013年2月24日 読書円城 一応、語り手は切り替えさせてもらいました。
大森 ワトソンではない。
円城 ワトソンは出てくるんですけど、しゃべる人、ナレーターは違う人です。
出典「グッジョブ!芥川賞 受賞作家、円城塔と語る」(『文学賞メッタ斬り!ファイナル』大森望、豊崎由美 PARCO出版 2012)より
※豊崎氏の「崎」のつくりは「竒」
語り手・・・。なるほど!
伊藤計劃×円城塔 『屍者の帝国』 河出書房新社 2012
SFは難しいと思う。
SFというと、「こうなるかもしれない未来」を描いているものが多いとわたしなどは思いがちだが、この小説の舞台は1878年、「あったかもしれない過去」を描いている。
そして舞台は、イギリスからインド、アフガニスタン、日本、合衆国と、さまざまに遷移する。
そのため、実在した人物が登場するし、フィクションの人物も、小説オリジナルではない、他の物語で描かれた人物が多数登場する。
大作である。
伊藤計劃がのこしたプロットから物語を紡いでいった円城塔は、すごい書き手だと思う。
自分とおんなじ人間とは思えん。
ちゃんと読み下せたか、自信がない。
この物語の世界では、亡くなった人に、死去により失われた「霊素」に代わる「疑似霊素」を書き込むことで、肉体の働きを再生し、労働力として生かしている。
再生されるのは体の動きのみで、考えたり、喋ったりはできない。
小説内では、人間以外の動物では、この再生を成功していない、とされている。
ふつう、人体より先に動物実験をしそうなのにな、と思い読み進めると、理由が記されていた。
それは、動物には魂がないから。
後半、この定説にある反論が掲げられる。
動物実験しそう、なんてわたしも冷淡な奴だ、と我ながら思った。
小説というのは、書き手の世界観をあらわしたものだと思う。
自分が今いる世界をつづったり、こうであってほしいと願う世界をつづったり、
または、こうなっては嫌だという世界をつづる。
たとえ狭い社会を描いた物語だとしても、世界と地続きであることに変わりはなく、それは読み手ともつながっている。
この物語は、なかった過去を描いている。
そうであっても、わたしの今や未来とかかわりがないとは言えない。
大森 ワトソンではない。
円城 ワトソンは出てくるんですけど、しゃべる人、ナレーターは違う人です。
出典「グッジョブ!芥川賞 受賞作家、円城塔と語る」(『文学賞メッタ斬り!ファイナル』大森望、豊崎由美 PARCO出版 2012)より
※豊崎氏の「崎」のつくりは「竒」
語り手・・・。なるほど!
伊藤計劃×円城塔 『屍者の帝国』 河出書房新社 2012
SFは難しいと思う。
SFというと、「こうなるかもしれない未来」を描いているものが多いとわたしなどは思いがちだが、この小説の舞台は1878年、「あったかもしれない過去」を描いている。
そして舞台は、イギリスからインド、アフガニスタン、日本、合衆国と、さまざまに遷移する。
そのため、実在した人物が登場するし、フィクションの人物も、小説オリジナルではない、他の物語で描かれた人物が多数登場する。
大作である。
伊藤計劃がのこしたプロットから物語を紡いでいった円城塔は、すごい書き手だと思う。
自分とおんなじ人間とは思えん。
ちゃんと読み下せたか、自信がない。
この物語の世界では、亡くなった人に、死去により失われた「霊素」に代わる「疑似霊素」を書き込むことで、肉体の働きを再生し、労働力として生かしている。
再生されるのは体の動きのみで、考えたり、喋ったりはできない。
小説内では、人間以外の動物では、この再生を成功していない、とされている。
ふつう、人体より先に動物実験をしそうなのにな、と思い読み進めると、理由が記されていた。
それは、動物には魂がないから。
後半、この定説にある反論が掲げられる。
動物実験しそう、なんてわたしも冷淡な奴だ、と我ながら思った。
小説というのは、書き手の世界観をあらわしたものだと思う。
自分が今いる世界をつづったり、こうであってほしいと願う世界をつづったり、
または、こうなっては嫌だという世界をつづる。
たとえ狭い社会を描いた物語だとしても、世界と地続きであることに変わりはなく、それは読み手ともつながっている。
この物語は、なかった過去を描いている。
そうであっても、わたしの今や未来とかかわりがないとは言えない。
スーパーカートリオ世代です。
WBC壮行試合の放送で、オープニングと言わずCM前後と言わず、流れる曲が何故ジャーニーなのだTBS。
いや、ジャーニーなのは別にいい。
なにゆえの「セパレイトウェイズ」。
のるかそるかの分かれ道ってことか?
なんかのおまじない?
WBC壮行試合の放送で、オープニングと言わずCM前後と言わず、流れる曲が何故ジャーニーなのだTBS。
いや、ジャーニーなのは別にいい。
なにゆえの「セパレイトウェイズ」。
のるかそるかの分かれ道ってことか?
なんかのおまじない?