いかなるパラスのおはたらきか
2014年4月3日 日常エラスムス著 沓掛良彦訳 『痴愚神礼讃 ラテン語原典訳』
を購入。
「痴愚信頼さん」と変換されちゃったよ。
最近あまりにも本を読まないので、およそ読み切れそうもない本を買って、読んだ気になろう、と不純な動機で購入した。
このところ身の回りに起きる納得しかねる事象を、
「いつの時代も変わらないのね…」
と遠い目で眺めたかったのかも知れない。
そういう話ではないのかも知れないが。
というか、書籍の内容は殆ど知らないまま購入。
強要されることも強要することも、本意ではないのだ。
たとえ挨拶ひとつでも。
まあ、それはさておき、読めるかしらん。
しかし、訳者による「まえがき」を読んで、俄然興味がわく。
『痴愚神礼讃』の日本語訳はその多くが、原典ではなくフランス語訳を日本語に訳したもので、名文というべき翻訳もあるが、いずれも原典からの乖離が見られる。
が、2005年に出版された翻訳は、当時本邦唯一の原典からの翻訳版でありながら、乖離どころか見過ごすことなど到底できないほどの誤りがあんまりにも多くありすぎて、「大問題」である。
それについては、「訳者あとがき」に詳しい。
とのこと。
本文より先に、「訳者あとがき」を読みたくなるじゃないですか。
『痴愚神礼讃』愛、エラスムス愛にあふれる沓掛氏、一日も早い正確な原典訳出を願っていたものの、待つばかりでは誤った訳が定着してしまうという危惧から、専門家というわけでは決してないそうだが、原典を翻訳しようという気持ちを押しとどめることができなかった、という。
うつくしい。
訳者、1941年のお生まれだそうだ。
わたしも沓掛氏にとってのエラスムス、というようなものに、出会いたいものである。
を購入。
「痴愚信頼さん」と変換されちゃったよ。
最近あまりにも本を読まないので、およそ読み切れそうもない本を買って、読んだ気になろう、と不純な動機で購入した。
このところ身の回りに起きる納得しかねる事象を、
「いつの時代も変わらないのね…」
と遠い目で眺めたかったのかも知れない。
そういう話ではないのかも知れないが。
というか、書籍の内容は殆ど知らないまま購入。
強要されることも強要することも、本意ではないのだ。
たとえ挨拶ひとつでも。
まあ、それはさておき、読めるかしらん。
しかし、訳者による「まえがき」を読んで、俄然興味がわく。
『痴愚神礼讃』の日本語訳はその多くが、原典ではなくフランス語訳を日本語に訳したもので、名文というべき翻訳もあるが、いずれも原典からの乖離が見られる。
が、2005年に出版された翻訳は、当時本邦唯一の原典からの翻訳版でありながら、乖離どころか見過ごすことなど到底できないほどの誤りがあんまりにも多くありすぎて、「大問題」である。
それについては、「訳者あとがき」に詳しい。
とのこと。
本文より先に、「訳者あとがき」を読みたくなるじゃないですか。
『痴愚神礼讃』愛、エラスムス愛にあふれる沓掛氏、一日も早い正確な原典訳出を願っていたものの、待つばかりでは誤った訳が定着してしまうという危惧から、専門家というわけでは決してないそうだが、原典を翻訳しようという気持ちを押しとどめることができなかった、という。
うつくしい。
訳者、1941年のお生まれだそうだ。
わたしも沓掛氏にとってのエラスムス、というようなものに、出会いたいものである。
思わず見入った「秘境駅」
2014年4月6日 TV4月4日放映 テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
春の新コーナー「あなたはナゼ秘境駅に来たんですか?」
秘境駅に降り立つ人に、安田団長が訊ねるという企画。
第一弾は秘境駅マニア一押し、秘境駅中の秘境駅、土讃線坪尻駅。
その筋では有名で、テレビでも何度か取り上げられているらしい。
こんぴらさんで知られる琴平駅から4つ目。
3つ目までとずいぶん違う料金設定が、距離を感じさせる。
人里離れ、スイッチバックの末到着。
こじんまりした駅舎はうっそうとした山林に囲まれ、人気がない。
駅舎だけでなく、あたりにも人気感ゼロ。
自販機とか道路とか、人気を感じさせる要素がまるでない。
そんな駅に降り立つのは、「アニメに取り上げられて」「秘境駅と聞いて」やってくる旅行の人たち。
野宿をし、さらには地震により一時運行中止という不運にも見舞われながら待つ団長。
しかし地元の利用客には行き会えず。
結局駅から集落まで行き、近隣の方から昔は天秤棒をかついで野菜を運んだものだ、との談話を得る。
もともと信号場だったところが駅となり、かつては通勤・通学でそれなりに利用者があったものの、新しい道路ができたため、地元の利用者はないとのこと。
駅舎に貼られた「ダイヤ改正」や観光関係のポスター、日常見る人はいないのか。
それでも残る秘境駅。
第二弾はあるのだろうか。
春の新コーナー「あなたはナゼ秘境駅に来たんですか?」
秘境駅に降り立つ人に、安田団長が訊ねるという企画。
第一弾は秘境駅マニア一押し、秘境駅中の秘境駅、土讃線坪尻駅。
その筋では有名で、テレビでも何度か取り上げられているらしい。
こんぴらさんで知られる琴平駅から4つ目。
3つ目までとずいぶん違う料金設定が、距離を感じさせる。
人里離れ、スイッチバックの末到着。
こじんまりした駅舎はうっそうとした山林に囲まれ、人気がない。
駅舎だけでなく、あたりにも人気感ゼロ。
自販機とか道路とか、人気を感じさせる要素がまるでない。
そんな駅に降り立つのは、「アニメに取り上げられて」「秘境駅と聞いて」やってくる旅行の人たち。
野宿をし、さらには地震により一時運行中止という不運にも見舞われながら待つ団長。
しかし地元の利用客には行き会えず。
結局駅から集落まで行き、近隣の方から昔は天秤棒をかついで野菜を運んだものだ、との談話を得る。
もともと信号場だったところが駅となり、かつては通勤・通学でそれなりに利用者があったものの、新しい道路ができたため、地元の利用者はないとのこと。
駅舎に貼られた「ダイヤ改正」や観光関係のポスター、日常見る人はいないのか。
それでも残る秘境駅。
第二弾はあるのだろうか。
驚きのモーニングニュース
2014年4月12日 TV眠気が覚めたよ
ある朝、北陸東海地方のニュースの最後の最後で、
「この放送で長野市の降水確率としてお知らせしていたのは、名古屋市の降水確率の誤りでした」
あー。ナガノとナゴヤ。入力を間違えたのねー。
「誤っていた期間は」
え、昨日とかおとといとかだけじゃないんだ。
「昨年10月1日から昨日まででした。」
北陸東海ニュース終わり。
この時の放送では確か、10月から、と言った気がしたのだが、わたしの聞き間違いだったのか、昨年4月からだったらしい。
なにしろテレビだから。問いかけても言い直してはくれない。
訂正放送をしなければならないとき、担当のアナウンサーの心中はいかばかりなのだろうか。
あんまり申し訳なさ全開でアナウンスしても、わざとらしいし。
かといって、ただ原稿を読み上げるだけなのもなんだし。
相手の顔が見えないなかでお詫びするのは、難しいものだと思った次第。
それはともかく、長野の人たち、「NHK当たんねえなあ。また洗濯やりなおしだぜ」と思っていたのだろうか。
ある朝、北陸東海地方のニュースの最後の最後で、
「この放送で長野市の降水確率としてお知らせしていたのは、名古屋市の降水確率の誤りでした」
あー。ナガノとナゴヤ。入力を間違えたのねー。
「誤っていた期間は」
え、昨日とかおとといとかだけじゃないんだ。
「昨年10月1日から昨日まででした。」
北陸東海ニュース終わり。
この時の放送では確か、10月から、と言った気がしたのだが、わたしの聞き間違いだったのか、昨年4月からだったらしい。
なにしろテレビだから。問いかけても言い直してはくれない。
訂正放送をしなければならないとき、担当のアナウンサーの心中はいかばかりなのだろうか。
あんまり申し訳なさ全開でアナウンスしても、わざとらしいし。
かといって、ただ原稿を読み上げるだけなのもなんだし。
相手の顔が見えないなかでお詫びするのは、難しいものだと思った次第。
それはともかく、長野の人たち、「NHK当たんねえなあ。また洗濯やりなおしだぜ」と思っていたのだろうか。
ふたりのフェリシアーノ
2014年4月19日 日常全世界的に取り違えたのだね
先日の夕刊に載った訃報がふたつ。
ひとりはガブリエル・ガルシア・マルケス。
そしてもうひとりが、「ホセ・フェリシアーノ」。
盲目のサルサ歌手、とある。
え、サルサ歌手だったのか。
ホセ・フェリシアーノの演奏曲で思い出だすのは、言わずと知れた「ライト・マイ・ファイア」であるが、わたしにとって思い出深いのは、ミニー・リパートンのヴァージョンである。
ミニー・リパートンのアルバム「ミニーと出会ったら」に入っている。
この曲のおしまいのほうにホセ・フェリシアーノの演奏とヴォーカルが入り、ふたりのスペイン語の会話(なのかな)が入っている。
youtubeでふたりがスタジオで演奏するヴィデオクリップを見たが、追悼コメントも上がっていない。
ホセ・フェリシアーノのツイッターを見てみたら、「チェオ・フェリシアーノ」への弔意が。
別人だったのかー
てっきりこちらのフェリシアーノかと思ったよ。
今日の夕刊に訂正が載っていた。
「ミニーと出会ったら」というタイトルは、後々の展開を思わせる素敵なタイトルだ。
ミニー・リパートン生前中に発表された最後のアルバムである。
亡くなった後に発表されたアルバム"Love lives forever"に収録の"You take my breath away"には、ウディ・ハーマン、エセル・マーマンとともにスティーヴィー・ワンダーの名前が挙げられている。
スティーヴィーに対する敬意や思慕が込められているのだろうが、彼女の無念さが感じられるような気がしてならない。
先日の夕刊に載った訃報がふたつ。
ひとりはガブリエル・ガルシア・マルケス。
そしてもうひとりが、「ホセ・フェリシアーノ」。
盲目のサルサ歌手、とある。
え、サルサ歌手だったのか。
ホセ・フェリシアーノの演奏曲で思い出だすのは、言わずと知れた「ライト・マイ・ファイア」であるが、わたしにとって思い出深いのは、ミニー・リパートンのヴァージョンである。
ミニー・リパートンのアルバム「ミニーと出会ったら」に入っている。
この曲のおしまいのほうにホセ・フェリシアーノの演奏とヴォーカルが入り、ふたりのスペイン語の会話(なのかな)が入っている。
youtubeでふたりがスタジオで演奏するヴィデオクリップを見たが、追悼コメントも上がっていない。
ホセ・フェリシアーノのツイッターを見てみたら、「チェオ・フェリシアーノ」への弔意が。
別人だったのかー
てっきりこちらのフェリシアーノかと思ったよ。
今日の夕刊に訂正が載っていた。
「ミニーと出会ったら」というタイトルは、後々の展開を思わせる素敵なタイトルだ。
ミニー・リパートン生前中に発表された最後のアルバムである。
亡くなった後に発表されたアルバム"Love lives forever"に収録の"You take my breath away"には、ウディ・ハーマン、エセル・マーマンとともにスティーヴィー・ワンダーの名前が挙げられている。
スティーヴィーに対する敬意や思慕が込められているのだろうが、彼女の無念さが感じられるような気がしてならない。
そして舞台に一本の木
2014年4月19日 演劇
劇団東京乾電池本公演
別役実作、柄本明演出
「そして誰もいなくなった~ゴドーを待つ十人のインディアン~」
下北沢 本多劇場
日刊スポーツの記者コラムを見て知った公演。
別役作品ですと。
なんとなんと。
これは行かねば。
急遽チケットを手配。
演劇の本丸、本多劇場に初めて乗り込んだ。
なんか、王道っつう感じだ。
東京乾電池と言えば、個人的には「笑ってる場合ですよ!」に尽きる。
ニュースステーションの「金曜チェック」と並んで、小劇団的なものをわたしに知らしめてくれたものだ。
なんだ、小劇団的なものって。
1980年当時のわたしの小劇団観、それは、「生活費にゆとりがないにもかかわらず、人を笑わそうとしている奇特な人たち」という大変失礼なものだったことを思い出す。
上演作品は、タイトル通り、「ゴドーを待ちながら」+「そして誰もいなくなった」。
チラシによれば、そこにモンティ・パイソン的ななにかも加わるとのこと。
お茶会に集められた人々と召使夫婦。主催者のゴドーを待ちながら、なんやかやでひとりずつ死んでいく。
不条理劇を解っているとはまったく言えないが、不条理さが醸す可笑しさや哀しみがあるわけで、それをさらに喜劇として面白くしようとすると、喜劇としての面白さが勝ってしまうのかな、という気がした。
でもやっぱり、生身の役者さんのリズミカルな動きは魅力的だ。
綾田俊樹はすっかり好々爺だなあ。
柄本明が、「今日はたくさんお客さんが来てくれたが、日程の最初のほうはこんなではなかった」「でも、お客さんが少ないのは嫌いじゃない。出演者10人なら、お客さんが10人くらいだと、緊張感があって」「とはいえ、やっぱりお客さんはたくさん入る方がいい」と言っていた。
わたしのように、新聞なんかで公演を知った人が多いのだろう。
この作品は、本多劇場こけら落とし3公演のうちの一つだったとか。
中村伸郎の舞台をたくさん見ておきたかったなあ、と思う。
別役実作、柄本明演出
「そして誰もいなくなった~ゴドーを待つ十人のインディアン~」
下北沢 本多劇場
日刊スポーツの記者コラムを見て知った公演。
別役作品ですと。
なんとなんと。
これは行かねば。
急遽チケットを手配。
演劇の本丸、本多劇場に初めて乗り込んだ。
なんか、王道っつう感じだ。
東京乾電池と言えば、個人的には「笑ってる場合ですよ!」に尽きる。
ニュースステーションの「金曜チェック」と並んで、小劇団的なものをわたしに知らしめてくれたものだ。
なんだ、小劇団的なものって。
1980年当時のわたしの小劇団観、それは、「生活費にゆとりがないにもかかわらず、人を笑わそうとしている奇特な人たち」という大変失礼なものだったことを思い出す。
上演作品は、タイトル通り、「ゴドーを待ちながら」+「そして誰もいなくなった」。
チラシによれば、そこにモンティ・パイソン的ななにかも加わるとのこと。
お茶会に集められた人々と召使夫婦。主催者のゴドーを待ちながら、なんやかやでひとりずつ死んでいく。
不条理劇を解っているとはまったく言えないが、不条理さが醸す可笑しさや哀しみがあるわけで、それをさらに喜劇として面白くしようとすると、喜劇としての面白さが勝ってしまうのかな、という気がした。
でもやっぱり、生身の役者さんのリズミカルな動きは魅力的だ。
綾田俊樹はすっかり好々爺だなあ。
柄本明が、「今日はたくさんお客さんが来てくれたが、日程の最初のほうはこんなではなかった」「でも、お客さんが少ないのは嫌いじゃない。出演者10人なら、お客さんが10人くらいだと、緊張感があって」「とはいえ、やっぱりお客さんはたくさん入る方がいい」と言っていた。
わたしのように、新聞なんかで公演を知った人が多いのだろう。
この作品は、本多劇場こけら落とし3公演のうちの一つだったとか。
中村伸郎の舞台をたくさん見ておきたかったなあ、と思う。
俺とハンバーグとスフレ
2014年4月19日 日常
あたたかいランチがうれしいのだ
「俺のハンバーグ」でハンバーグをご馳走になりました。
他の席に運ばれたハンバーググラタンのにおいだけで、ご飯が食べられそうだ。
しばし待ち、俺にもハンバーグが。
お料理が違うと、付け合せも微妙に違うという細かさ。
あらびきハンバーグには細めのスパゲティがついていて、ソースにからめて食べると旨い。
相方さんオーダーのガーリックハンバーグは、たっぷりのにんにくソースにもやしが合う。
具沢山のぶた汁とごはんもついているのだ。
さらに野菜ジュースのサービス。
おいしかったねえ。
観劇の後、近くにあった星乃珈琲店へ。
スフレ館というだけあって、食べ物メニューはみなスフレ的なもの。
ドリアまでスフレだ。
スフレというものを初めていただきました。
家の近くにあればなあ。
おいしかったねえ。
ごちそうさまでした。
「俺のハンバーグ」でハンバーグをご馳走になりました。
他の席に運ばれたハンバーググラタンのにおいだけで、ご飯が食べられそうだ。
しばし待ち、俺にもハンバーグが。
お料理が違うと、付け合せも微妙に違うという細かさ。
あらびきハンバーグには細めのスパゲティがついていて、ソースにからめて食べると旨い。
相方さんオーダーのガーリックハンバーグは、たっぷりのにんにくソースにもやしが合う。
具沢山のぶた汁とごはんもついているのだ。
さらに野菜ジュースのサービス。
おいしかったねえ。
観劇の後、近くにあった星乃珈琲店へ。
スフレ館というだけあって、食べ物メニューはみなスフレ的なもの。
ドリアまでスフレだ。
スフレというものを初めていただきました。
家の近くにあればなあ。
おいしかったねえ。
ごちそうさまでした。
4月26日放映「王様のブランチ」(TBS系)にて
映画「アナと雪の女王」、劇中歌を観客が合唱できる上映がスタート、というトピックで、
「このような試みはいままでなかったのでは」と紹介。
「ロッキー・ホラー・ショー」("The Rocky Horror Picture Show")はいかがか?
映画の展開に合わせて、観客が歌ったり踊ったり、さらには演技したり、というではないか。
実際に見たことがないのが残念。
もっとも、「ロッキー・ホラー」は観客が自然発生的に、勝手にやったものであろうから、上映側が仕掛けた「アナ」とは違うのかもしれんな。
それはさておき、スーパー「ピアゴ」へ行ったところ、店内BGMでなんとなく聞き覚えのあるメロディが。
ニック・ロウ「恋するふたり」が流れたりする西友と異なり、エンスト演奏のポップスを流している。
うーん、これは、この曲は・・・
・・・え、何故。何故この曲が?
おかいものかごを持って売り場をぐるぐる歩き回る。
なぜかというと、タイトルを思い出せなかったからだ。
流れていたのは、スティーリー・ダン「グラマー・プロフェッション」。
この曲が入っているアルバム「ガウチョ」だと、シングルヒットは何と言っても「ヘイ・ナインティーン」だろう。
よく知られたシングル曲や、「バビロンシスターズ」なんかを差し置いての、「グラマー・プロフェッション」。
しかしながらいずれの曲も、おかいものBGMにするには落ち着かない曲ばかり。
そのなかでも選りすぐりの、「グラマー・プロフェッション」かあ。
などと海鞘を手にしつつ考え込む女が東アジアの片隅にいようとは、よもやドナルド・フェイゲンも思うまい。
映画「アナと雪の女王」、劇中歌を観客が合唱できる上映がスタート、というトピックで、
「このような試みはいままでなかったのでは」と紹介。
「ロッキー・ホラー・ショー」("The Rocky Horror Picture Show")はいかがか?
映画の展開に合わせて、観客が歌ったり踊ったり、さらには演技したり、というではないか。
実際に見たことがないのが残念。
もっとも、「ロッキー・ホラー」は観客が自然発生的に、勝手にやったものであろうから、上映側が仕掛けた「アナ」とは違うのかもしれんな。
それはさておき、スーパー「ピアゴ」へ行ったところ、店内BGMでなんとなく聞き覚えのあるメロディが。
ニック・ロウ「恋するふたり」が流れたりする西友と異なり、エンスト演奏のポップスを流している。
うーん、これは、この曲は・・・
・・・え、何故。何故この曲が?
おかいものかごを持って売り場をぐるぐる歩き回る。
なぜかというと、タイトルを思い出せなかったからだ。
流れていたのは、スティーリー・ダン「グラマー・プロフェッション」。
この曲が入っているアルバム「ガウチョ」だと、シングルヒットは何と言っても「ヘイ・ナインティーン」だろう。
よく知られたシングル曲や、「バビロンシスターズ」なんかを差し置いての、「グラマー・プロフェッション」。
しかしながらいずれの曲も、おかいものBGMにするには落ち着かない曲ばかり。
そのなかでも選りすぐりの、「グラマー・プロフェッション」かあ。
などと海鞘を手にしつつ考え込む女が東アジアの片隅にいようとは、よもやドナルド・フェイゲンも思うまい。
ピアピアピアゴー
がBGMじゃなかったか?
昔むかし、アピタがユニーだったころは、「ユニーで買ったチョコレート/やさしい気持ちを知りました」という歌が流れていた。
だいぶ前にガス屋さんに電話したところ、「すこしお待ちください」と言われるや流れた保留音が、
「LPガスならレモンガス~」
という歌だった。ど胆を抜かれた。
そういえば、大昔、我が家にはテレフォンオルゴールがあった。
黒電話の受話器を置くと、オルゴールが作動するのだ。
ああなつかしい。
がBGMじゃなかったか?
昔むかし、アピタがユニーだったころは、「ユニーで買ったチョコレート/やさしい気持ちを知りました」という歌が流れていた。
だいぶ前にガス屋さんに電話したところ、「すこしお待ちください」と言われるや流れた保留音が、
「LPガスならレモンガス~」
という歌だった。ど胆を抜かれた。
そういえば、大昔、我が家にはテレフォンオルゴールがあった。
黒電話の受話器を置くと、オルゴールが作動するのだ。
ああなつかしい。
休日の優雅な昼下がり
2014年4月29日 日常エンスト演奏。間違えちゃったよ。
それはともかく、うちの風呂はよくカビが生える。
壁と床がタイルで目地が多いうえ、換気扇が壊れている、当然浴室換気乾燥機もない。
しかたがないのでお風呂のカビ用洗剤を使おうとして、容器を手に取り、レバーをプッシュ。
と、容器を持った右手にだらだらと、流れかかるお風呂のカビ用洗剤液。
ありゃまあ。
よく見ると、容器の吹き出し口の部品がたよりなく浮いている。
なんでだ。
押し込んで、もう一度プッシュするも、さらに流れ寄るお風呂のカビ用洗剤液。
使い捨てビニール手袋をはめ、容器を再度修繕。
今度こそ、カチッとはまったぜ。
それはいいのだが、手を洗えど洗えど、いっかな取れないヌルヌルっぷり。
さすがは強力洗浄を謳うお風呂のカビ用洗剤だ。
しかしながら、そんな効力をわたくしの手で発揮してくれても困る。
じっと手を見る。
何度も何度も洗ってなんとかヌルヌルは除去、ハンドクリームを塗ったものの、今度はにおいがすさまじい。
すさまじいまでの漂白剤臭。
次亜塩素酸ナトリウム臭。
たぶん今、俺の手のひらは、俺史上最強にノロウイルスに抵抗しているな。
それはいいが、このにおいをなんとかしたい。
インターネットさんに聞いたところ、「酢で洗えばよい」。
我が家の台所には今、すし酢しかない。
結局、奇跡的にたまたま、二分の一だけ残っていた、なけなしのレモンを握りつぶして手に擦り込み、洗ってみると、
あれ、さっきよりヌルヌルしているなあ。
あ、ハンドクリーム塗ったんだった。
さらにレモンを揉み込んで洗ってみると、おう、効き目があった。ような気がする。
ありがとう、インターネット。
なんとなく手の皮膚がぴりぴりするので再度ハンドクリームを塗ると、あら不思議、若干においが復活したような・・・。
換気扇の早急な修繕が急がれる。
それはともかく、うちの風呂はよくカビが生える。
壁と床がタイルで目地が多いうえ、換気扇が壊れている、当然浴室換気乾燥機もない。
しかたがないのでお風呂のカビ用洗剤を使おうとして、容器を手に取り、レバーをプッシュ。
と、容器を持った右手にだらだらと、流れかかるお風呂のカビ用洗剤液。
ありゃまあ。
よく見ると、容器の吹き出し口の部品がたよりなく浮いている。
なんでだ。
押し込んで、もう一度プッシュするも、さらに流れ寄るお風呂のカビ用洗剤液。
使い捨てビニール手袋をはめ、容器を再度修繕。
今度こそ、カチッとはまったぜ。
それはいいのだが、手を洗えど洗えど、いっかな取れないヌルヌルっぷり。
さすがは強力洗浄を謳うお風呂のカビ用洗剤だ。
しかしながら、そんな効力をわたくしの手で発揮してくれても困る。
じっと手を見る。
何度も何度も洗ってなんとかヌルヌルは除去、ハンドクリームを塗ったものの、今度はにおいがすさまじい。
すさまじいまでの漂白剤臭。
次亜塩素酸ナトリウム臭。
たぶん今、俺の手のひらは、俺史上最強にノロウイルスに抵抗しているな。
それはいいが、このにおいをなんとかしたい。
インターネットさんに聞いたところ、「酢で洗えばよい」。
我が家の台所には今、すし酢しかない。
結局、奇跡的にたまたま、二分の一だけ残っていた、なけなしのレモンを握りつぶして手に擦り込み、洗ってみると、
あれ、さっきよりヌルヌルしているなあ。
あ、ハンドクリーム塗ったんだった。
さらにレモンを揉み込んで洗ってみると、おう、効き目があった。ような気がする。
ありがとう、インターネット。
なんとなく手の皮膚がぴりぴりするので再度ハンドクリームを塗ると、あら不思議、若干においが復活したような・・・。
換気扇の早急な修繕が急がれる。
ポール・サイモン&妻のニュース
2014年4月29日 音楽ブラウザを試行中
何のためらいもなくInternet Explorerを使い続けて幾星霜。
youtubeを見るために、別ブラウザを使ってみた。
使い方がよくわからない。
ポール・サイモンが妻とともに、治安を乱した疑いで逮捕されたそうだ。
治安を乱したとされる行為、それは夫婦喧嘩。
夫ポール・サイモン72歳、妻エディ・ブリッケル47歳。
どんな喧嘩だ。
法廷では、「お互いにお互いを脅威と感じてはいない」と言っていたが。
それはさておき、これを報じたテレビのニュースで、妻エディもよく知られた歌手、と言っていた。
ありゃ。知らなかったよ。
トップ40ヒットにはちょっと詳しいつもりだったのだが。
妻エディとわたしは同い年なんだけどな。
調べてみると、エディ・ブリッケル&ニュー・ボヘミアンズ「ホワット・アイ・アム」は、1989年3月に最高位7位を記録したヒット曲だった。
youtubeで見た「ホワット・アイ・アム」は、そういえば聴いたことあるメロディ。
スカのようなリズムに乗せて、少ししわがれた声でシャウトしている。
1989年3月。おお、大学卒業そして就職という時期だ。
この年のビルボード年間チャートは、「おお、なつかしい」と言えるほど覚えている曲は、あまりない。
ファイン・ヤング・カニバルズ「シー・ドライヴス・ミー・クレイジー」、ティアーズ・フォー・フィアーズ「シーズ・オブ・ラヴ」くらいかな。
カタカナにすると、どっちも長いな。
何のためらいもなくInternet Explorerを使い続けて幾星霜。
youtubeを見るために、別ブラウザを使ってみた。
使い方がよくわからない。
ポール・サイモンが妻とともに、治安を乱した疑いで逮捕されたそうだ。
治安を乱したとされる行為、それは夫婦喧嘩。
夫ポール・サイモン72歳、妻エディ・ブリッケル47歳。
どんな喧嘩だ。
法廷では、「お互いにお互いを脅威と感じてはいない」と言っていたが。
それはさておき、これを報じたテレビのニュースで、妻エディもよく知られた歌手、と言っていた。
ありゃ。知らなかったよ。
トップ40ヒットにはちょっと詳しいつもりだったのだが。
妻エディとわたしは同い年なんだけどな。
調べてみると、エディ・ブリッケル&ニュー・ボヘミアンズ「ホワット・アイ・アム」は、1989年3月に最高位7位を記録したヒット曲だった。
youtubeで見た「ホワット・アイ・アム」は、そういえば聴いたことあるメロディ。
スカのようなリズムに乗せて、少ししわがれた声でシャウトしている。
1989年3月。おお、大学卒業そして就職という時期だ。
この年のビルボード年間チャートは、「おお、なつかしい」と言えるほど覚えている曲は、あまりない。
ファイン・ヤング・カニバルズ「シー・ドライヴス・ミー・クレイジー」、ティアーズ・フォー・フィアーズ「シーズ・オブ・ラヴ」くらいかな。
カタカナにすると、どっちも長いな。