日本賞授賞式中継

2013年11月2日 TV
君の一張羅はなんだい?


司会者は式典の立役者。司会者の腕次第で式典の成否が決まる。

が、主役ではない。
でも誰よりも正装(男性のなかでは)。

井上二郎アナ、さすがの180センチ超え。蝶タイが映えるぜ。
髪型もいつもより決まっている(気がする)。

ともに司会の知花くららと揃いも揃って長身なので、司会者台が低く見える。
いや、実際低い。ものすごく。
知花くらら、膝折って原稿読んでいるよ。

くららの日本語は、どことなく「母国語以外の学んだ日本語」っぽい。

知花くらら、割と好きだ。

ビリー・クリスタルとかヒュー・ジャックマンみたいに、突然歌ったり踊ったりしたらいいのにな、二郎。
too much スリリング

司会は腰エプロンがすっかり板についた後藤アナと北陽、レポートは岩槻アナ。

なんとなくわちゃわちゃした感じがないでもない。

「20分で晩ごはん」だって収録なのに。
歌う余裕があるのは平野レミくらいだ。

怪我のないことを衷心より祈る。
いきなり溢れるのは歳末感


仕事帰りに車で珍しくラジオを聴いた。
代車だからラジオ。

AM放送で古いクリスマスソングを特集していた。
まだ11月1日なのに。つい昨日、ハロウィンの由来を知らなくて、調べて貰ったばっかりだ。
冬至みたいなもんだと思っていたぜ。

Donny Hathaway "This Christmas" 1970
温かみを感じるクリスマスソングだ。

ハロウィンの由来を知らなかったわたしに、つべこべ言われたくはないか。

青山陽一に、ソロライヴで歌って貰いたい。

ライヴ、11月3日だがな。まだ11月だ。
東名高速道路集中工事の心配をしている場合じゃなかったのだ


ライヴ当日は午後4時まで仕事だ。
車で迎えに来て貰って、新東名を使えば、まあ余裕で間に合うと判断。

だがしかし。二日前になって「大道芸ワールドカップ」開催を知る。

やべえ。駐車場がないよ会場近辺。
急に緊張感が高まり、ライヴへ行く気力が失せかける。

作戦変更し、わたしだけ新幹線で静岡へ。
仕事の片付け一切合財同僚にお任せし、最寄駅へ。
相方さんは静岡へ先乗りし、駐車場を確保していただく。

と、最寄駅近くに停めた車(代車)に、妙な警告灯を発見。

とさんざん大騒ぎした挙句、同僚のみなさんのご厚意と相方さんの多大なる貢献により、ぜーはーしながら静岡へ。

以下ライヴ感想
・青山氏は調子がいまいちな感じ。あと数曲で終演というところで水を飲み、「開始からずっと水を飲んでいなかったが、道理で声が出ないと思った」発言を繰り出す。
・飲んでくれよ水。なんなら持ってくるよ富士山麓の湧水を。うちの水道水は旨いぜ。
・会場所有のフェンダーストラトキャスターとエピフォン339を絶賛。持って帰りたい的発言を繰り出す。
・また弾きにくればよい。
・大道芸よろしく「ワタシもストリートで勝負するべきでしょうか」発言。
・やってみるがよい。
・横浜の大きなモールでインストアをやったとき、そういえばいくらかストリート感があったような記憶がある。何年前だろう。
・サンプラー(シーケンサー?違いが判らない…)を使って、ヴォイスドラムスとコーラス、ギター等を即時で重ねて演奏。
・"Hard Working Man"は、CDで聴くとあんまり好みじゃないのだが、このスタイルだと面白く聴ける。
・「ベッドが走る」、久々に聴いた。初めて見たライヴですでに演奏していたような気がする。
・それは1995年だ。わたしもまだぎりぎり20歳代だった。
・声域が若干下がっていて、昔の曲の高音がきついという話をしていた。
・「地底へGo」を歌ってくれ、などと言わなくてよかった。
・隙を見て頼もうと思ったんだけどな。
・カヴァーは確か、"Ruby Tuesday","Helter Skelter","Running away~夜空","Play Something Sweet(Brickyard Blues)"
・五木ひろし来た!テレ東「木曜八時のコンサート」で五木が出るとくぎ付けのわたしだ。うれしい。
・一番好きなのは、「待っている女」だ。
・という話を青山氏本人に終演後しようと思ったが、返答に困るだろうからやめておいた。
・最後の最後"Starlab"の演奏がとても良かった。ヴォーカルもギターも。
・お客さんが帰りがけに「次はバンドで来てください」と言っていた。
・激しく同意だ。
・田村玄一さんも連れてきてほしい。
・メンバーだけで会場がいっぱいになるなあ。
・12月21日のライヴ、行きたいなあ。

grandfathersのTシャツを熟慮の末購入。
東北楽天ゴールデンイーグルスの日本シリーズ優勝を寿ぎ、パルコのサルバトーレ・クオモで夕食をいただく。相方さんにご馳走していただきました。揚げニョッキが特に美味しかった。
ご馳走さまでした。

仕事帰りに、「ベストオブクラシック・セレクション 芥川也寸志と戦後日本の作曲家たち」(NHKFM)を、ちょっとだけ聴いた

代車なので、今日もラジオだ。

ちょうど伊福部昭作曲のゴジラのテーマ曲から。

おおっ。車の中が大盛り上がり。ひとりだがな。

続いて、映画「眠狂四郎女妖剣」から。
作曲者も、この時流れた演奏の指揮者も、サイトウイチロウさんだが、全くの別人とのこと。

その次が、映画「天地創造」から、作曲黛敏郎。
ストラビンスキーに断られて、黛敏郎に依頼が行ったとか。すげえ。

というところで自宅に到着。

NHKホームページを見ると、ゴジラの前に流れたのが「ラジオ体操第2」。
作曲者が團伊玖磨だと初めて知った。
イントロが印象的。
足を揃えて片足跳びのところのメロディが好きだ。
体操はいつも合わないんだけどな。
うっかり見てしまいましたよ。

ついに山村美紗本人が、探偵だ。
作中人物と作家が共演。
つまり、狩矢警部と山村美紗が謎を解く。美紗を陰で支えるのは西村京太郎だ。
山村美紗の家に紅葉がいるから、てっきり娘の役(つまり本人役)かと思ったら、親友の役らしい。
そりゃねえ、浅野ゆう子(美紗)の娘が山村紅葉だと、さすがにいろいろ無理がある。

以前に見たゆう子が美紗を演じたドラマでは、美紗の外見を再現しようというこだわりが見て取れたが、今回はさほどでもなかったな。

ドラマはそんなにバカにしたものではなく、5年前に死んだはずの舞妓からの「わたしを偲ぶ会に参加してください」というメールで集められた人々の前で、新たな事件が…と、導入は結構惹かれるものがあった。

2時間ドラマを見慣れてしまうと、配役だけで犯人が解ってしまうのがかなしい。

次回の水曜ミステリー9、亜愛一郎だそうだ。演じるは、市川猿之助。
そう来たかテレ東。

二時間ドラマと言えば、片平なぎさはまだ、お嬢はん社長でも通らなくはないが、神田正輝がなあ。婚約期間長いなあ。(フジテレビ「赤い霊柩車」シリーズ)
なごみネタじゃないんだよこれが。

法廷で実演とは。

うかつに踊って法廷に呼ばれたら、とんだことになるぜ。

例えば、普通の居酒屋さんや食事処で深夜、「肩凝ったなあ」なんて、ちょこっとラジオ体操の真似事でもやろうもんなら、摘発されるのかなあ。
踊れないなあラジオ体操。特に第二。
屈伸あり、ジャンプあり。

オールナイトの映画館が満席で、たまたまかかっていたのが「ブルースブラザース」かなんかで、後ろの立ち見客がちょっと踊ったりしたら、摘発される?

享楽的な雰囲気の有無を客観的に判断するのは、さぞや難しかろう。

どんな法律も存在する以上、できるに至った経緯があるとは思う。
が、あんまり取り締まってばかりいるとなあ。
そもその盆踊りだって、古来、若者の交流の場であったわけだし。

晩婚化が進むぞ。

わたしに言われたくないか。失敬。

潔く齢をとる

2013年11月13日 日常
もうしょうがないのだ


朝刊を読んでいたら、森雅之の名前があった。

森雅之。お父さんが、えーと、誰だっけ?

母に訊いたが、

「あ、誰だっけ。名前が出てこない」

「作家だよ、作家」

「あ、あ、あ、で始まる…」

まるで会話にならない。

出勤の支度をしながら、ふいに思い出す。
あ、有島武郎。あー、「あ」で始まる。
有島武郎じゃん。
最近忘れっぽいなあ。

という話をしようとして、今度は森雅之の名前が出てこないときたもんだ。

ほれ、あの、「白痴」とか、えーとえーと、殺されるお侍の、あ、「羅生門」とかに出た、有島武郎の息子。誰だっけ。

まるで会話にならない。

困ったもんだ。
今日は土ワイがないのだな。


亜愛一郎シリーズ、初出はかの「幻影城」。

ちょっと変わり者だが理解者の多いカメラマン役が、市川猿之助。
テレビらしくない役者が演じるには、ちょうどよいかも知れない。

雑誌記者役の佐藤江梨子は、勘のだいぶ鈍い役で、可哀想だった。

刑事役の皆川猿時、なんであんなに舌足らずなんだ。

猿之助が、秘密とされる事実に気付くのが、いくらなんでも遅すぎる気がする。

竜雷太が演じたカメラマンの作品が、ちゃんと作られていて偉い。

被害者がどんなに嫌な奴であっても、殺めてしまえば嫌な奴は反省もしないのであって、犯人は可哀想だなあといつも思う。

今回については、もうちょっと君たち、話し合えよ、と思った。

テレビドラマなんだからしょうがないか。


農協祭いてきたよ
魚は父へのおみやげ


久方ぶりに投げ餅に参戦した。

ちゃらい女子中学生が、エンジニアブーツにミニスカート、じゃんじゃら付属品のついたでかいリュック、といういでたちでいるのを見て、鼻で笑ってやった。

君たち、投げ餅の経験なさすぎ。

足を踏まれることを考えれば、一見正解であるところのブーツ、かがむ動作においては、足首の自律性に支障をきたすことを否定できない。

餅は、キャッチするのではなく、地べたを這いつくばって拾い集めるのだ。
だからミニスカNG。

でかい鞄もNG。

僕なんてほら、手ぶらだぜ。
レジ袋すら持っていないよ。
コートのポケットに入れるんだよ。うふふ。

と、勢い込んだ割に6個しか拾えなかった。
今夜はお雑煮だよ。

赤子を前に抱き幼児を背負ったヤング主婦が参加していた。すげえ。
第一報は相方さんが発見


再結成ライヴでローンが返せるとかなんだとか。
住宅ローンがあるのか。

会見の動画を視聴。

舞台上、なぜか知らねど自分じゃない名札を前に着席するパイソンズの面々。

「ボリス・ジョンソン氏の登場です」と紹介されるや、絶対ロンドン市長じゃない人が乗った自転車がパイソンズの後ろを猛スピードで走り去り、急ブレーキとともにがっしゃーんとぶつかる音。

「エリックとマイケルがあとどのくらい生きるか次第」と語る、ジョン・クリーズの席に座ったエリック・アイドル。

スペインの記者の質問に対し、マイケル・ペイリンがすかさず「スペイン異端宗教裁判にかけられるとは思わなかったな」。

「僕は世界中旅行していて忙しくて」とマイケル・ペイリンが自分のことを話すと、「君はテリー・ギリアムだ」と窘めるエリック・アイドルの席に座ったテリー・ジョーンズ。

わりと最近の、と言っても10年前になるが、パイソンズ参加の仕事で印象的なのが、「コンサート・フォー・ジョージ」。

ジョージ・ハリソンの追悼コンサートに登場し歌ったのが、「シット・オン・マイ・フェイス」。
DVDではなぜかここだけ字幕がついて、えげつない歌詞がまるわかりという。
この時の「ランバージャック・ソング」の森林警備隊に、トム・ハンクスが混じっていたのも有名な話だ。

ロンドン五輪の閉会式にエリック・アイドルが登場した時、実況のアナウンサーが「アーティスト」と紹介していたのが、なんとなく不思議だった。

再結成ライヴ、来年6月1日だそう。
喧嘩別れなどしませぬように。
なんで6月1日って書いたんだろう


公演日、来年7月1日だった。

その公演とは全く関係ないが、インターネットを検索していたら、札幌にモンティパイソンというレストランがあることを知った。

むろん、スパムしか置いていないとか、あってもスパムと豆とスパムしかないとか、そんなことは絶対になくて、ましてや動かないオウムが接客するなんてこともない、まっとうなお店らしい。
お料理が美味しそう。

関係ないところで検索されて迷惑かも。失礼。


フレディ・マーキュリー追悼 クイーン ミュージックビデオ特集(MUSIC ON! TV )

何故いま?と思ったら、11月24日がフレディの亡くなった日。
13回忌に当たるのかな。

「がんばーれタブチ」でお馴染みの「キラー・クイーン」から始まって、番組タイトルの通りミュージックビデオとして作られたものを、だいたい年代順に流している。
だから、「ウイ・ウイル・ロック・ユー」もカッコいいライヴ映像とかではなくて、うすら寒い公園で「永遠の翼」と一緒に収録されたらしき、シンプルな映像だ。
ただ街角でバンドが誰に向けてでもなく、演奏しているという。かつてのミュージックビデオは、たいがいこんな感じだった。

「キラー・クイーン」のビデオでは、メンバーひとりひとりの好きなミュージシャンやバンド、好きな飲み物なんてのが紹介されており、ジョン・ディーコンは「紅茶」だって。

このころのビデオは、さすがにリアルタイムでは見ていない。

若いフレディはやっぱり男前だ。

中学生の頃読んだ「ミュージックライフ」では、当時すでにジョン・ディーコンが味噌っかす扱いで、「デビュー当時の日本女性のあいだでのジョン人気はなんだったのか」的な投稿がされていた。

ジョン作の「地獄へ道づれ」、好きなんだな。

クイーンの稀有なところは、全員が個性あるミュージシャン、才能あるソングライターだが、フレディの表現者としての個性が他を圧倒して、傑出しているところだ。
誰がどう見たって、この人がセンターだよ。
こんなバンドが解体しなかったのは、不思議なことである。
他のメンバーが凡庸ではなかったが故だろうか。

「愛という名の欲望」のビデオが好きで、なんでかというと、メンバーが黙々と演奏しているのをバックに、フレディが踊り子のようにくるくると、花道を行きつ戻りつして踊っているのが、クイーンというバンドらしいと思うからだ。
ロカビリー調の曲は演奏も衣装もセットもシンプルだが、フレディの魅力がよく現れていると思う。

「フラッシュ・ゴードンのテーマ」、映画に合わせてスタジオで録音しているという設定のヴィデオだった。
ジョンの着ているセーターが変だが、曲はクイーンらしくて好きだ。コーラスが大仰で良い。
映画は、そういえば全く見たことがない。
フレディが亡くなったのは、1991年だ。

13回忌はとっくに過ぎている。