ことし一年をふりかえる 2
2012年12月31日 日常ひとあしさきに正月太り
11月
職場の慰安旅行で、旧岩崎邸庭園(東京)へ
設計はジョサイア・コンドル。河鍋暁斎の弟子ですな。
壁に和紙が貼られた部屋やら、天井仕上げが刺繍した絹地の部屋やら、内部仕上げの意匠がすごい。
東京の公園には、名士の皆さんの資産だったものが結構あるんですな。
12月
早起きができなくなる
最近、もっぱら5時45分起きだ。5時半には起きたいものである。
「鶏南ばんそば」(日清食品)を賞味する
ふだんカップめんを食べないのですが、旨い。
神田まつや監修だそうです。まつやの焼き鳥おいしいもんなあ。
ジャック・クラグマン逝去
ドラマ「Dr.刑事クインシー」であるよ。
助手のサムがかっこよかったんだよ。
吹き替えも熱演だったなあ。
有野課長を見ながら過ごす年末。風がすごいので洗濯物が心配。
11月
職場の慰安旅行で、旧岩崎邸庭園(東京)へ
設計はジョサイア・コンドル。河鍋暁斎の弟子ですな。
壁に和紙が貼られた部屋やら、天井仕上げが刺繍した絹地の部屋やら、内部仕上げの意匠がすごい。
東京の公園には、名士の皆さんの資産だったものが結構あるんですな。
12月
早起きができなくなる
最近、もっぱら5時45分起きだ。5時半には起きたいものである。
「鶏南ばんそば」(日清食品)を賞味する
ふだんカップめんを食べないのですが、旨い。
神田まつや監修だそうです。まつやの焼き鳥おいしいもんなあ。
ジャック・クラグマン逝去
ドラマ「Dr.刑事クインシー」であるよ。
助手のサムがかっこよかったんだよ。
吹き替えも熱演だったなあ。
有野課長を見ながら過ごす年末。風がすごいので洗濯物が心配。
邦題について考える 2
2012年12月31日 音楽君はフイルムコンサートを覚えているか
The Jam "Town called malice"「悪意という名の町」(1982)
やっとブリティッシュチャートにも目を向け始めた頃にヒットしていた曲。
わたしも高校生なのだ、こういうパンクっぽい、主張のあるバンドを聴かなくちゃ。ポール・ウェラーかっこいいし。いつまでもビリー・ジョエルやホール&オーツじゃいかんだろう。
と思った矢先に解散。
そんなわたしの心を埋めたのが、かのデュランデュランである。
高校の同級生が彼らのファンで、地元のレコード屋さんで行われた「フイルムコンサート」(プロモーション映像の上映)に行ったものだ。懐かしい。
表だっては、「ああいう格好のバンドはちょっと…」というのがわたしのスタンスだったが、本当は割と好きだった。デュランデュランの曲は印象に残るものが多い。が、あんまり邦題はついていないのだ。残念至極。
Duran Duran "Girls on film" 「グラビアの美少女」(1981)
邦題をつけるのであれば、このくらいのクォリティを保ってほしいわたしである。
しかし、デュランデュランの楽曲には、邦題を考えるうえで忘れてはならないものが。
それは、1983年のヒット曲、「プリーズ・テル・ミー・ナウ」である。
日本語のタイトルがついていないことに文句をつけるわけではない。
むしろ反対。
もともとのタイトルは"Is there something I should know?"である。「なにか知っておいたほうがいいことがあるのですか?」(直訳)だ。
しかしこれは、邦題「プリーズ・テル・ミー・ナウ」で正解なのだ。
歌い出しだけで"Please please tell me now"を4回も繰り返しているのである。
楽曲を通して一番印象に残るフレーズ、それは「プリーズ・テル・ミー・ナウ」。
でかした。
"Please tell me now"では目的語だか補語だかがないから意味が通らない、などとは言わせないのである。
なぜなら。
同じくデュランデュランの楽曲に、こんなものがあるではないか。
"A view to a kill"(1985)
邦題は、「007/美しき獲物たち」であるが、これはその名の通り同名映画のテーマ曲であるから、ほかのタイトルをつけようがない。問題は原題のほう。
おなじみウィキペディアによれば、もともとの原作小説は"From a view to a kill"であったのだが、映画化の際、頭のfromを取ってしまったそうだ。その結果、"A view to a kill"という意味をなさないフレーズがタイトルになったしまったそうである。
英語が母語の人でもこういうことをやるのだと思うと、心強いなあ。
The Jam "Town called malice"「悪意という名の町」(1982)
やっとブリティッシュチャートにも目を向け始めた頃にヒットしていた曲。
わたしも高校生なのだ、こういうパンクっぽい、主張のあるバンドを聴かなくちゃ。ポール・ウェラーかっこいいし。いつまでもビリー・ジョエルやホール&オーツじゃいかんだろう。
と思った矢先に解散。
そんなわたしの心を埋めたのが、かのデュランデュランである。
高校の同級生が彼らのファンで、地元のレコード屋さんで行われた「フイルムコンサート」(プロモーション映像の上映)に行ったものだ。懐かしい。
表だっては、「ああいう格好のバンドはちょっと…」というのがわたしのスタンスだったが、本当は割と好きだった。デュランデュランの曲は印象に残るものが多い。が、あんまり邦題はついていないのだ。残念至極。
Duran Duran "Girls on film" 「グラビアの美少女」(1981)
邦題をつけるのであれば、このくらいのクォリティを保ってほしいわたしである。
しかし、デュランデュランの楽曲には、邦題を考えるうえで忘れてはならないものが。
それは、1983年のヒット曲、「プリーズ・テル・ミー・ナウ」である。
日本語のタイトルがついていないことに文句をつけるわけではない。
むしろ反対。
もともとのタイトルは"Is there something I should know?"である。「なにか知っておいたほうがいいことがあるのですか?」(直訳)だ。
しかしこれは、邦題「プリーズ・テル・ミー・ナウ」で正解なのだ。
歌い出しだけで"Please please tell me now"を4回も繰り返しているのである。
楽曲を通して一番印象に残るフレーズ、それは「プリーズ・テル・ミー・ナウ」。
でかした。
"Please tell me now"では目的語だか補語だかがないから意味が通らない、などとは言わせないのである。
なぜなら。
同じくデュランデュランの楽曲に、こんなものがあるではないか。
"A view to a kill"(1985)
邦題は、「007/美しき獲物たち」であるが、これはその名の通り同名映画のテーマ曲であるから、ほかのタイトルをつけようがない。問題は原題のほう。
おなじみウィキペディアによれば、もともとの原作小説は"From a view to a kill"であったのだが、映画化の際、頭のfromを取ってしまったそうだ。その結果、"A view to a kill"という意味をなさないフレーズがタイトルになったしまったそうである。
英語が母語の人でもこういうことをやるのだと思うと、心強いなあ。